2025-12-28 23:49 追加
石川祐希所属ペルージャがチステルナに3-0で勝利し、6連勝。「サーブでしっかり攻めて、ブロックディフェンスも上手く機能していた」 イタリア1部
イタリアセリエA ペルージャ対チステルナの結果
Others / 全日本代表 男子

バレーボールのイタリアセリエAは26日に第13節の試合を行い、石川祐希所属のペルージャはアウェイでチステルナと対戦。ペルージャがストレート(25-14、25-20、25–20)で勝利した。石川は6試合ぶりに先発し、フル出場で11得点を挙げた。
ブラジルで開催された世界クラブ選手権で優勝し、イタリアに戻ってから最初の試合となったが、終始ペルージャのペースで危なげなく快勝した。
第1セット、ペルージャは3-3から石川のサーブが起点となってブレイクし、5-3とリード。 石川は7-7の場面でパイプ攻撃を決め、その後もレフトからの鋭いスパイクで得点した。中盤は石川のサーブで相手を崩し、ルッソ、プロトニツキのブロックなどで連続得点して、22-10とリードを広げる。石川のバックアタックでセットポイントを奪うと、25-14と点差をつけてセットを先取した。
第2セットもペルージャが優勢の展開となり、石川はバックアタックでブレイクし、相手の強打を好ディグするなど攻守で活躍。中盤は石川がレフトから立て続けにスパイクを決め、ベンタラとともに攻撃面でチームを牽引する。終盤は味方のベンチに飛び込みながらレシーブをつなぐ好プレーも見せた石川。セットポイントも石川の好レシーブから相手の攻撃を切り返し、最後はルッソのクイックが決まり、25-20で連取した。
第3セット序盤は一進一退の攻防となるが、ジャネッリのサービスエース、ベンタラのライトからの攻撃などでペルージャが8-5と抜け出す。中盤は13-13の同点に追いつかれるも、石川が相手の強打をレシーブ。さらにバックアタックを決めて15-13と再びリードを奪う。終盤は石川のサーブで相手を崩して、23-19。マッチポイントは石川の好ディグから途中出場のジャボロノクの攻撃につなげ、25-20で奪取。ストレートで勝利した。
次戦は年内最後の試合となり、12月30日(水)のイタリア時間 20時30分(日本時間 28時30分)からコッパ・イタリア準々決勝でチヴィタノーヴァと対戦する。
石川祐希コメント

チステルナに3-0で勝つことができました。世界クラブ選手権が終わってからの大事な試合で、また、コッパ・イタリアの準々決勝に繋がる大事な試合でしたが、しっかりストレートで勝ち切れましたし、内容も悪くなかったと思います。
僕達のサーブでしっかり攻めて、ブロックディフェンスも上手く機能していましたし、3セット目は少し連続失点する場面がありましたが、そこは反省点として、それ以外のところでは、良いプレーもできたと思います。
この後、30日は年内最後の試合で、とても重要なコッパ・イタリアの準々決勝なので、しっかりベストで臨めるように準備したいと思います。
写真:Lega Pallavolo Serie A
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