2025-12-31 10:34 追加
年内最終戦、中野は一進一退。倉敷アブレイズが反撃、東京サンビームズは3位で折り返し。信州ブリリアントアリーズが無敗の18連勝 V女子
V女子
■倉敷アブレイズ

●山城桃花主将(レシーバー)
昨日の敗戦から切り替えて、全員で戦う気持ちを強く出すことができました。ですので、ストレートで勝つことができたと思います。
――サーブで大活躍でしたね。
山城:勝負所で出場することに、以前はドキドキしていました。でも、絶対決めるという気持ちの方が勝ってサービスエースが取れました。
周りの雰囲気もとても良かったので、その気持ちも背負って活躍できたと思っています。
――後半戦の抱負を。
厳しい戦いになると思いますが、進化し続ける倉敷アブレイズを見てほしいと思っています。
一人ひとりの役割を果たせるように来年も頑張っていきたいです。
●田部咲来選手(アウトサイドヒッター)
GAME2はサーブの狙い目を全員で徹底して臨みました。それが功を奏して、楽な展開を多く作れました。
――V3時代に比べてチームの成長を感じる?
田部:吉田監督はしっかり練習の意図を説明してくれます。
何を目的にしたトレーニングなのか。
ですのでメンバーは考えながら練習に取り組めています。決められたことをただやるだけじゃなくて、みんなで考えながら前進しています。
人数も少ないので、一人ひとりがしっかり仕事をすることで勝っていきたいですね。勝率も5割で順位も真ん中。
レギュラーシーズンで上位4チームに入れるように頑張ります。
●楠岡真緒選手(オポジット/セッター)
GAME1は悔しい結果で終わってしまいましたが、GAME2は全員で楽しみながら勝つことができたと思います。
GAME1では、東京さんの高いブロックに対して、自分が慌ててしまいました。考えて打つことができなかった。
GAME2ではブロックを利用したり、空いてるところを狙うことを考えながらプレーできました。

――ちょっと変わった起用をされていますね。登録はセッターですが、オポジットで打つ。試合の後半でセッターに入る。
楠岡:ずっとスパイカーでやってきたのですが、大学3年生からセッターを始めました。
アブレイズに入団した時はセッターとして入団しています。
今はスパイカーをしながら、選手交替の流れでセッターに入るという形でやっています。
――2セッターとはまた少し違った面白いフォーメーションですね。
楠岡:メインセッターの大村和鼓さんがフロントだと高さの面で厳しいときもあります。そこでブロックを強化するためにスパイカーが入って、フロントで3枚。自分がバックでセッターをやるという形です。
――試合の途中からセッターに切り替わることの難しさは?
楠岡:プレーには支障はありません。でも緊張はしています(笑)
――今後の抱負を。
楠岡:セッターとスパイカー、両方の役割をもっと安定させていきたいです。チーム全員で笑顔で楽しみながら、来年の試合もやりきりたいです。
●吉田敏明監督
GAME1で敗戦しましたが、GAME2では選手が上手く気持ちを切り替えてくれました。
第1セットの逆転勝ちでリズムに乗って、みんながよく頑張ってくれたと思います。
――第1・第2セットを先行される形から追いつきましたシステムが機能した面もあるのではないでしょうか。
吉田:はまりましたね。1セットは予定していたメンバーチェンジでしたが、リードされた中で、セッターのところにスパイカーを入れました。替わって入った選手がゲームチェンジャーとして活躍してくれました。
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