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2026-01-21 18:43 追加

SVLが男女2クラブに対する制裁を発表。ヴォレアスの債務超過、埼玉上尾の書類未提出等

SVLが理事会報告会を開催

SV女子 / SV男子

 公益社団法人SVリーグ(以下SVL)は21日に理事会を開催。その後、メディア向けの報告会を行い、代表理事(チェアマン)の大河正明氏がSVリーグ所属の男女2クラブに対して、以下の内容の制裁を決定したことを発表した。

 内容は、以下の通り。

■埼玉上尾メディックス(以下、埼玉上尾)
●該当規程:クラブSVライセンス交付規則 第5条〔遵守義務〕、第11条〔申請〕
●規則に抵触した行為
(1)「2025-26および2026-27の2シーズンで埼玉県内の会場でリーグ戦のホームゲーム数80%以上を開催、かつ平均入場可能数3,000名以上」の基準充足を証明する書類の未提出
(2)不誠実な対応(適切な報連相なし)
●制裁内容
(1)罰金 50万円
(2)人員の停職(ライセンス担当) ※無期限
※今後も期限の無視や不誠実な対応があった場合は、実行委員の変更を求める可能性、またライセンス不交付となる可能性がある。

 大河チェアマンは埼玉上尾について、「同じ内容で2年前は厳重注意、昨年は譴責処分としてきたが、今季も改善が進まず、11月30日の時点で当該書類が1件も届いていなかった。3年連続なので少なくとも事前に遅れるという報告があるべきだった。ライセンス担当の停職は特定の個人ではなく、クラブへの制裁と考えている」とした。

■ヴォレアス北海道
●該当規程:クラブSVライセンス交付規則 第21条〔財務基準〕F.02 純資産基準
●規則に抵触した行為
株式会社VOREAS(以下ヴォレアス北海道)が2024年度決算(2025年6月期)において債務超過を解消するに至らなかったこと
●制裁内容
罰金 300 万円
●背景
・ヴォレアス北海道は2025年4 月のSVライセンス判定の時点で、2024年度決算(2025年6月期)において債務超過を解消することの蓋然性が認められ、その実現を前提に2025-26シーズンのSVライセンスの交付を受けた。
・その後、現物出資による第三者割当増資の方針を受け株価算定に時間を要していたところ、最終的には当初見込んでいた出資が履行できないことが判明。2025年6月期末時点での債務超過解消に至らないことが確定した。
・これを受けてクラブSVライセンス交付規則第21条における純資産基準(A等級)の未充足により、「2025-26シーズンSVライセンスを取消され、または制裁を科され得る(第15条第2項)」に抵触することから、理事会にて制裁が決議された。

 大河チェアマンは今後に向け、「2026-27シーズンのライセンス交付に関しては、2026年3月・4月のライセンス判定において審査を行う。ヴォレアスのこれまでの経営努力についてはSVLとしても尊重している。親会社がない中、2020シーズンはコロナの影響で苦労もあった。しかし、2024-25シーズンのSVリーグ加盟後は利益が出る体質に劇的に改善された。また、今年度の天皇杯で準優勝するなど成長過程にあるので、今後の経営体制再構築にあたり支援・協力を行っていきたい」とした。

 また、大河チェアマンは、「制裁の件以外では、先日のIGアリーナ(ウルフドッグス名古屋ホームゲーム)で同会場でのバスケットボールの記録を上回る入場者数(14,073名)を記録するという喜ばしい出来事もあった。アウェイ側がサントリーサンバーズ大阪という全国的に人気のあるチームだったが、7~8割がWD名古屋のファンで、”箱推し文化”が定着してきたと感じている。これをさらに推し進めたい」とコメントした。

 次回は2月18日にSVL理事会が開催される予定。

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