2026-03-03 21:02 追加
東京サンビームズが連勝。森田英莉主将が新リーグ参戦に向けたメッセージ。広島オイラーズが最後のホームゲームを終える V女子
V女子の結果
V女子
3月1日バレーボール女子・V.LEAGUE WOMENは日本体育大学体育館(東京)、猫田記念体育館(広島)、浜松アリーナ(静岡)、岡垣サンリーアイ・ウエーブアリーナ(福岡)にて各4試合を開催した。
日本体育大学体育館では東京サンビームズがヴィアティン三重に連勝。GAME2に課題を残す傾向のある東京だが、フルセットを粘り切って今季ラストのホームゲームで連勝した。
スパイクが注目されがちなアンナ・クレクだが、この日は7本のブロックで東京の勝利に貢献した。
膝に負傷を抱えるアンナ選手。試合後の会場インタービューではそのことに触れ、チームのために献身する姿が観客の心にも深く刻まれた。

また、最後の挨拶で森田英莉主将がマイクを取り、新リーグ参戦に向けたメッセージを自らファンに届けた。
スピーチはあらかじめ決められた段取りではなく、森田主将自ら希望してのことだという。
「新リーグへの挑戦はもう公になったことですし、ファンの人たちの間にもいろんな意見があると思うので、自分たちの考えを自分たちで伝えたかった。
今季最後のホームゲームでしたし、感謝の気持ちも込めて言葉にしました」

ヴィアティン三重は前日からプレー内容を修正し、健闘したが一歩及ばなかった。
オポジットの浮ケ谷夏未を攻撃に専念させる形で起用し、勝負所でボールを託した。
リーグの中で試行錯誤を経験中の浮ケ谷だが、その攻撃力はチームに欠かせないものになるだろう。
今後はバックアタックなども課題になると思われるが、チームの軸としての成長に期待したい。

浜松アリーナではブレス浜松が連勝。この日も3224名を集客し、2部リーグとしては異例の連日3000人超えを達成した。
足立溜奈と早川京美がそれぞれ22得点で勝利に貢献した。
神田さくらと狩野亜衣の両ミドルも揃って7ブロックを記録。
猫田記念体育館では今季で活動を終了する広島オイラーズが最後のホームゲームを終えた。
開幕前よりラストシーズンを表明していた広島は、対戦相手から感謝の気持ちを伝えられる機会をたびたび得た。
チーム同士の繋がりが目に見える形で、ファンにも共有された意義は大きい。
悔いなく、最後までシーズンを駆け抜けて欲しい。
この日広島に勝利したJAぎふリオレーナはリーグ4強で優勝を争うプレーオフ進出が決定。
川口太一監督の元、頂点を目指す。
以下、東京サンビームズ対ヴィアティン三重の試合後コメントを紹介する。
東京 3(25-23、21-25、25-20、19-25、15-12)2 V三重
■東京サンビームズ

●森田英莉主将(リベロ)

昨日ストレートで試合を勝つことができましたが、予想通り相手が自分たちの対策をしてきました。
空いてるところを突かれてしまったり、相手のやりたいバレーを自分たちが簡単にやらせてしまったところがあり、苦しい状況が5セットの間、続きました。
でも、こういう試合を勝ち切れたことに意味があると思います。もちろんストレートで勝てれば一番いいとは思うのですけれども、最後の1点を取り切るとか勝ち切ることが、今このチームには必要なことでした。
今日はそういう試合ができて良かったと思います。
ホームゲームはやっぱり特別なものですし、最後は勝って終わりたいという気持ちがチーム全員にありました。
Vリーグとしても最後のホームゲームでしたので、勝利できて嬉しかったです。
来季がどういう形で進んでいくのかということは、私たちにもまだ分からない部分があります。
未知の世界に向けて、自分たちの締めくくりとして大事にしていた一戦。自分たちのためにフルセットの舞台が用意されていたと勝手に思い込んでやっていました。
●久保木若菜選手(アウトサイドヒッター)

チーム的にも自分自身的にも苦しい場面が続きました。簡単には決めさせてもらえなかったですし、ブロックもレシーブも相手が対策してきた中で、苦しい時間がすごく続きました。
セッターも自分に託してくれましたし、ここまで来たら思いっきり行こうと。対策はされましたが、要所要所ではしっかり締めることができたと感じています。

エースの立ち位置としてシーズン前から練習試合もたくさん重ねてきました。
自分が決めなきゃいけないということは十分自覚したうえで、このリーグに臨みました。
試合を重ねるにつれ、データも取られて、マークも厳しくなっていきました。仕事もしながらのプレーですし、体力面でも厳しい部分はあるのですけれども、本当にみんなに助けられながらやってこれました。
自分一人じゃ勝てなかった試合は多くありますし、ミドルもライトもちゃんと決めてくれるからこそ、いいところで決めることができました。
あと残り4試合、もちろんマークもされますし、疲れがあるのも分かっています。その中でリベロからも声をかけてもらってますし、チームからも最後を託してもらっていますので、あと4試合を何が何でもやり切りたい、勝ち切りたいと思っています。
●小泉海藍選手(ミドルブロッカー)

今までの試合を振り返って、土曜日に勝って日曜日負けることが続いているな、と。
そういう傾向があることは自分たちも分かっていましたので、次の試合をどうやって進めるかGAME1の後に話し合いました。
ですが、相手もしっかり対策してきました。
自分の好きなコースを抑えられたり、ブロックでもシャットができず、強打で決められないのでストレスが溜まったところはあります。
試合には勝ちましたが、自分の中では反省点が多く残る試合でした。
第5セットでサイドにトスが集まるのは当然の成り行きなので、声や自分の動きで相手ミドルの気をそらして、自分たちのサイドを1枚にできるように頑張りました。
――試合当日が誕生日でした。最後の1点も決めましたね。
小泉:考えすぎてしまうと肩の力が入っってしまうタイプなのであんまり気負わずにと思ってプレーしました。
1本目のサーブでエースが取れたのはすごく嬉しかったです。
最後の1点はよく覚えていないところもありますが(笑)、自分のところにボールが流れて来たので、もうこれはチャンスだと思って打ち込みました。
自分は本職のミドルにはできない攻撃も持っていて、そこをチームが活かしてくれています。
サーブレシーブが崩れても、自分は速攻だけじゃないので、フロントの攻撃枚数を減らさずにプレーができます。そこが自分の強みです。
あと4戦ありますけれども、その中で自分がどうやってチームに貢献ができるかということを考えながら、プレーしていきたいと思います。
●根本七緒選手(オポジット)

今日が簡単なゲームになるとは誰一人として考えていなかったと思います。
想定してはいましたが、出だしから相手の攻撃パターンにやられてしまい、自分たちで慌ててしまったところがあります。
追いかける展開が続いていましたが、途中から入ったメンバーのレシーブや、サーブで崩したり、崩れた中でもサイドが打ち切って、みんなで粘って取ったセットが多くありました。
コートの中だけではなく、コート外からの指摘や声かけがあって今日の勝利があったと思います。
いかにサーブレシーブを安定させて、サイド、ミドルを使える攻撃ができるか、サーブレシーブの質にこだわって今季はやってきました。
残り4戦、練習の中でもっとクオリティーを上げて、チームの攻撃がうまく回るようにしていきたいと思います。
もちろん、攻撃でももっとチームに貢献したいと思っています。取り組んでいることもありますので(笑)
●笛木彰監督

連勝を素直に喜びたいと思います。
当然、ヴィアティンさんが対策を講じてくると思っていました。簡単にはいかないということを選手にも試合前に伝えて、具体的な指示も出しました。
フルセットになることも当然、想定していましたが、疲労もあったのか、大事な場面でボールが繋がらなかったりするところも見受けられました。
連勝で終わるのと、1勝1敗で終わるのとでは残り試合へのモチベーションも変わります。
点数ではなく、とにかく最後を勝ち切る。その重要性を選手が全員きちんと受け止めてプレーしていました。
気持ちの面で少し相手を上回ったのではないかなと思っています。
■ヴィアティン三重

●中津亜美選手(アウトサイドヒッター)
前日はストレートで負けてしまいました。今日、フルセットまで行けたのは良かったのですが、最後の15点をしっかり取りたかったです。
自分自身、全体的にプレーが安定してない部分があったので、ディグであったり、レセプションであったり、もう少し安定したプレーをできるようにしていきたいです。
身長が高いわけではないので、空いているところにフェイントで落としたり、相手を乱れさせるような攻撃をやっています。
ちょこまか動いて、相手の嫌なことをできるようなプレーヤーになっていきたいなと思っています。
●川釣真緒選手(ミドルブロッカー)
昨日は相手にやられたというより、自分たちのやりたいことや、やってきたことが十分に出せなかった結果だと思っています。
今日はそこを話し合って試合に臨んだのですが、それでもまだ詰めきれていないところがあり、1本2本のミスがこういう結果に結びついていてしまったなと思っています。
苦しいシーズンを乗り越えて今があるなって思っています。ファミリエの皆さんだったり、支えてくださるサポーターの皆さんから、「強くなったね」という声も多く聞こえてきます。そこは自信につなげていきたいですね。
自身の技術面では、高さのある攻撃をもっと活かして、幅広く、速攻だけではなくて、ライトからも攻撃を展開していきたいと思っています。
●浮ケ谷夏未選手(オポジット)
前日から改善しできていた部分もあると思いますが、フルセットになる前に取らなければいけないセットもあったと思います。チームは取らないといけないところで点数が入らない状況です。
そこを詰めていくことが残りの試合の課題になると思います。
今日は前の3ローテをメインにプレーしました。
劣勢の場面でコートに入って、少しでもチームに得点を積み上げられれば、と得意なストレートを打って行きました。
でも、もうちょっとブロックの部分では貢献できたら良かったのかもしれません。
今日はサーブミスが昨日よりも減っていた分、ブレイクを取る回数も多くありました。
もう1回ブレイク取るよと、コートの中での掛け声も増えました。昨日よりもコートの中はうまく回っていたと思います。
――前だけでなく、通して試合に出たい?
苦手な部分を助けてもらっていることに感謝はしています。ですが、そこは自分がもっと上手くならなきゃいけない。
トータルで出ることが自分の成長にもなるので、悔しい気持ちはあります。
●西田誠監督

昨日より内容的には良かったと思います。
前日の反省として、失点に対するマネジメントをしっかりやりましょうと入った試合でした。
その中にはサーブミスのマネジメントも含まれていました。
ほとんどのところは上手くいったのですが、若干ナーバスになったところもあったのか、入れるだけになっていた面も伺えました。攻めつつも確実にとか、まだそういうレベルにはなりきれてないところが見えましたね。
私自身も練習で詰め切れてないところだと感じました。
【V.LEAGUE WOMEN・1日の結果】

@日本体育大学体育館
東京サンビームズ 3 – 2 ヴィアティン三重
(25-23 21-25 25-20 19-25 15-12)
@猫田記念体育館
広島オイラーズ 0 – 3 JAぎふリオレーナ
(14-25 12-25 21-25)
@岡垣サンリーアイ ウエーブアリーナ
福岡ギラソール 0 – 3 信州ブリリアントアリーズ
(21-25 19-25 29-31)
@浜松アリーナ
ブレス浜松 3 – 1 リガーレ仙台
(27-25 23-25 25-23 25-17)
最新順位

今日の結果を受けた最新の順位は以下の通り
1位 信州ブリリアントアリーズ 25勝1敗 (勝率0.96, 74ポイント)
2位 JAぎふリオレーナ 20勝6敗 (勝率0.77, 56ポイント)
3位 ブレス浜松 18勝6敗 (勝率0.75, 55ポイント)
4位 カノアラウレアーズ福岡 16勝8敗 (勝率0.67, 48ポイント)
5位 フォレストリーヴズ熊本 15勝9敗 (勝率0.63, 42ポイント)
6位 倉敷アブレイズ 11勝13敗 (勝率0.46, 32ポイント)
7位 ヴィアティン三重 11勝13敗 (勝率0.46, 32ポイント)
8位 東京サンビームズ 10勝14敗 (勝率0.42, 28ポイント)
9位 リガーレ仙台 9勝15敗 (勝率0.38, 28ポイント)
10位 福岡ギラソール 5勝19敗 (勝率0.21, 15ポイント)
11位 広島オイラーズ 4勝20敗 (勝率0.17, 17ポイント)
12位 アルテミス北海道 2勝22敗 (勝率0.08, 11ポイント)
【次回のV.LEAGUE WOMEN】

2026 03.07(土) 13:00 @ウイングまつばせ
フォレストリーヴズ熊本 – ヴィアティン三重
2026 03.07(土) 14:00 @本山製作所青葉アリーナ
リガーレ仙台 – カノアラウレアーズ福岡
2026 03.07(土) 14:00 @ことぶきアリーナ千曲
信州ブリリアントアリーズ – ブレス浜松
2026 03.07(土) 14:00 @水島緑地福田公園体育館
倉敷アブレイズ – 東京サンビームズ
2026 03.07(土) 15:00 @OKBぎふ清流アリーナ
JAぎふリオレーナ – アルテミス北海道
2026 03.07(土) 15:00 @福岡市民体育館
福岡ギラソール – 広島オイラーズ
撮影 坂本清、堀江丈
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