全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>木村沙織・中道瞳

会見・コメント

2014-08-10 05:59 追加

木村沙織・中道瞳

昨年から今季にかけての全日本についてなどのコメント

全日本代表 女子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA木村沙織主将

-今季の全日本の顔ぶれを見て思うことは?

佐野選手と山口選手という経験のある選手が帰ってきてくれたのが自分としてはすごく嬉しいですし、チームとしてもプラスになっていると思います。自分がキャプテン2年目ではありますが、やっぱり佐野さんや山口さんにはどんどんヘルプしてもらいたいなと思っています。あとは中学時代から知ってて、ユースやジュニアで一緒にやってきた高田ありさが同級生なんですけど、今回初めてシニアに来てくれて、自分のことのように嬉しいですし、シニアで一緒に日の丸を背負ってプレーできるのを嬉しく思っています。

-高田選手も木村選手のサポートをしたいと言っていましたが…。

最近、全日本に同級生がずっといなかったのですが、ありさとはすごく仲もいいので、ヘルプしてもらいたいですね。キャプテンという面でも、彼女はユースでキャプテンの経験があるので、いろいろ相談しながら一緒にできたらいいなと思っています。

-昨年のテーマが「世界一を知る」、そして今年は「世界一にチャレンジ」ということですが、キャプテンとしてはどのように受け止めていますか?

眞鍋監督からテーマを聞き、個人的には世界一にチャレンジするにあたって、世界との差はパワーだったり、高さだったりいろいろあるんですけど、個人的には持久力や筋力アップなど、体力の面をこのシーズンは意識してしっかり頑張っていけたらいいかなと思っています。長い試合だったり、ラリーが続くことなどもありますが、そういう追い込まれた状態でも自分のプレーをしっかり保てるようになりたいですね。

-トレーニングは、みんなと違うメニューでやることもあるんですか?

そうではないですが、全日本でやる時は甲谷トレーナーがいつもいてくださるので、相談しながら自分が今ほしいところや筋力や持久力の部分を相談しながら、チームとは別にやっていけたらいいなとは思います。

-今まではあまりやってこなかった?

筋トレはあまり好きじゃなくて(笑) 意識というか、チームの中ではちゃんとやるんですけど、追加ではやらないですし、今までケガに悩んだことも幸せなことにあまりなかったので、やっぱりどうしてもいつもボール練習に時間を割いてしまうことが多いんです。でも、やはり「世界一」というところに本当にチャレンジするとなると、筋力や持久力というのがすごく自分としては足りてないと思うので、そこをやっていけたらいいなと思っています。

-試合中にそれを感じることが多かったのですか?

試合中はポイントを取ることを意識しているので、持久力はあまり気にならないのですが、パワーという部分では相手のブロックを弾き飛ばせるわけでもないですし、相手のすごいスパイクをレシーブしたり、ブロックするのもパワー負けする部分が試合の中ですごく多く感じるので、相手を上回ることは難しいと思うんですけど、できるだけ差を少しでも埋められるように意識してやっていきたいですね。

-いつからそれを実感するようになったのですか?

グラチャンの時も思いましたが、やはり、去年と今年の2シーズン、海外リーグを経験させてもらって実感しました。トルコのリーグは世界の一流選手がたくさん集まっているので、その中で今年も試合させてもらって、周りの選手と比べるとトレーニングの重さも全然違いますし、そういう部分で少しでも追いついていかないと、変化が目に見えてくるようなプレーはできないのかなと思って、トルコのリーグにいた時にすごく考えさせられました。

―それは最近、思うようになったんですか?

そうですね。全日本でも感じてはいたんですけど、どちらかというと「キャプテンって何をしなければならないんだろう?」とか、そういう方に気を取られてしまっていて。プレーということに関しては今シーズン、去年に比べると試合もいっぱい出させてもらって、練習の中でも試合の中でも、プレーの技術というよりも本当にパワーの部分で勝負にならないというか、なっていないということを強く感じて、そこを目を背けずにやっていきたいなあと。筋力アップしたからすぐに強いスパイクを打てるというわけではないと思うんですけど、1日1日意識してトレーニングしていくことが大切なのではないかと思います。

-どんなプレーの時にそれを実感しましたか?

ブロックはすごく高いんですけど、しっかりと間を打っていけたり、コースを打っていけても、レシーバーを弾き飛ばすパワーがないですし、ブロックの間を抜けてもスパイク自体がパワーが乗ってないので、空いてるところに行っても拾われてしまうというのがすごく多くなって…。それがすごく今シーズンは自分の中に一番強く残っているので、筋力をしっかりつけてパワーアップしていきたいなあと思います。

-海外経験を通じて、食事面などでも変化はありましたか?

食事のことはすごく意識するようになりました。やはり、文化の違いもあると思うんですけど、海外の選手と一緒にごはんを食べに行くと、チョイスするものが日本の選手と全然違って、そういうところから意識しているというか、もともとそういう環境というか、そういうところはすごく勉強になりました。どの食事でも炭水化物よりもタンパク質をメインに摂るようにしていて、それも鶏肉とかカロリーの低いもので食べる選手が多かったので、そういう細かいところで差がついてくるのかなと実感しました。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

山田太郎 [Website] 2012.04.20 13:00

これらのインタビューはいつの時点のものなんでしょうか?インタビュー時も記載していただけるとありがたいです。具体的な日時を伏せたいなら、XX大会後とかYY合宿中とかでもいいです。

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック