2015-10-24 13:55 追加
サントリー会見 栗山新主将や柳田、酒井が意気込み
サントリー15/16シーズン記者会見
昨シーズン準優勝に終わり、今季9シーズンぶりのリーグ制覇に挑むサントリーサンバーズが10月23日、大阪市内のホテルで2015/16シーズンの記者会見を開いた。河野克巳GM、昨季に続き今季も指揮を執るジルソン・ベルナルド監督をはじめ、今季から新しくキャプテンになった栗山雅史、新入団の柳田将洋、酒井大祐が出席し、10月31日に開幕する2015/16V・プレミアリーグへの意気込みを語った。
その後の懇親会には濱岡智執行役員らも出席し、ジルソン監督や栗山主将があいさつ。サントリー流の乾杯「スコール! スコール! スコール!」で締め、健闘を誓っていた。
【GM】河野克巳
ジルソン監督2年目の年。今シーズンから栗山が新キャプテンになり、新入団選手も3名(ワールドカップで活躍した柳田将洋、JTから移籍した酒井大祐、セッターの山本湧)と新しい体制になりました。2シーズン目のエバンドロ(グエッラ)を軸に売りである豪快なバレーボールをして、9シーズンぶりのリーグ制覇を目指して戦いたい。
【監督】ジルソン・ベルナルド
攻撃力、サントリーらしいサーブ力で、いいリーグになるよう全力で戦っていきたい。自分自身も昨シーズンよりチームのこと、選手のことを把握しているので、彼らのいい所、強みを発揮させて、いい結果を残したい。
昨シーズン後のミーティングで、「もう一人リベロを」とお願いしたが、酒井くんという本当に強いメンバーが来てくれたので、活躍してくれて、リーダーシップを発揮して、チームに大きな貢献をしてくれると思う。ワールドカップは見ていました。柳田にはサントリーでもワールドカップのような活躍をしてほしいと思います。
昨シーズン優勝決定戦で勝てなかったのは、JTが優勝者らしく戦ったこともあるし、優勝するのにふさわしいチームだったから。対してサントリーは「監督が初めて」「栗山もVリーグ初めての決勝戦」「エバンドロも初めてのVリーグ」と、first timeということが大きかった。黒鷲でチームらしくなってきた(サントリーは黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会で優勝)。昨シーズンよりもチームらしく戦うことができると思います。
【新キャプテン】栗山雅史
今シーズンも10月31日から、V・プレミアリーグが開幕しますが、今シーズンもサンバーズらしくアグレッシブにすべての試合に全力で挑んでいきたいと思います。開幕戦から圧倒的強さで優勝したいと思っています。
昨シーズン、JTとの決勝戦で40点くらいまで競りながら第1セットを取れなかった。あと1点取れば、ブレイクすればというところで、サーブで攻められなかったり、攻撃を決められなかったり。今季は勝負の場面で攻める勇気を。しっかり攻められるよう精度も上げたいです。
個人的には、ワールドリーグで初めて世界を相手にバレーをして、ブロックの高さ、サーブのスピードを感じました。(世界のチームの)シンプルにサーブで攻めてブロックでしとめるというバレーはサンバーズのバレーに近いものがあったので、世界と戦って感じたものをVリーグでしっかり発揮できるようにやっていきたいと思います。
【新入団選手】酒井大祐
自分の役割は、リベロとしての仕事は当たり前ですが、チームの中でのディフェンスの統率というか、試合中、後ろからたくさんの指示を出すということ。自分のレセプションだったり、ディグだったり、つなぎは当たり前で、コミュニケーションのところでチームを支えていきたいと思います。
ワールドカップで戦った世界のチームは共通してミスが少なかったので、ミスは少なければ少ないほどいい。また勝負どころでの勝負強さというか、24-24でもサーブポイントを取りに来る姿勢や精度。ラリーが続いてもいかにシンプルにできるか、エバンドロ、栗山、柳田……点数取れるところにボールをもっていくシンプルさが大事だと思う。
【新入団選手】柳田将洋
栗山主将がおっしゃたように、アグレッシブで攻撃的なバレーボールを表現する中で、サーブと中心とする攻撃をどんどん出していくので、サントリーらしさももっと出てくると個人的には思っているので、そこを第一にしながらバレーをやっていきたいです。意気込みとしては、1年目なので、Vリーグという長いシーズンでどういうふうに調整をするのかなど、正直、よくわからないことが多いですが、そこは主将だったり先輩方がたくさん教えてくださると思うので、吸収できるようにアクションして、リーグを通してしっかりと力を発揮していきたいと思っています。
世界と戦った経験では、高いブロックで覆いかぶさってくるのに対してどういった対応をするかをすごい考えさせられました。ワールドカップでは成果や課題も生まれたんですけど、Vリーグでも大きい選手がたくさんいるので、そういう相手にどう立ち向かっていくかをゲームを通して考えて、そこを少しでも早く対応してしっかりポイントできるようにやっていきたいです。
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