2016-07-09 02:01 追加
石川祐希選手、再びイタリア・セリエAへ
石川祐希選手 イタリア派遣記者会見
全日本代表 男子 / 大学バレー 男子
中央大学は8日、同大学3年の石川祐希選手が今年12月から来年3月までイタリア・セリエA所属のラティーナに加入することを発表し、記者会見を行った。
ラティーナはベネズエラ代表のビンチェンツォ・ナッチ監督が率いるチームであり、OQTで同監督が来日した際にオファーを受けた。石川選手は3月に国際戦親善試合でラティーナと対戦しており、その際にその高い素質が監督の目に留まったという。
ラティーナでの背番号は石川選手の希望で「14」。これは一昨年、イタリアのモデナに短期派遣された際と同じ番号。
同大学の総長であり学長の酒井正三郎氏は「2020年の東京五輪に向け、スポーツ強化推進室を設け、OBを含め20人以上の選手の派遣を目標にバックアップをはかる。石川選手はそのフロントに立つ存在になるのでは」と語った。
・石川選手の話
中央大学側とバレー部からのたくさんの協力があり、今回、再び海外に挑戦できることになったので、感謝して臨みたい。
前回(モデナ)は挑戦という形だったが、今回は試合に出るチャンスがあると思うので、胸を張って世界と戦っていくということを考えながらやっていきたいと思っている。今回、リオには出場できなかったが、2020年の東京五輪に向け、再スタートできたらと思う。将来のことも考え、向こうではプロとしてやっている選手と一緒にプレーするので、一生懸命、自分の力を試すというよりはしっかり実力を発揮できるようなプレーを意識してやっていきたい。
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