2017-05-30 17:30 追加
佐藤美弥(日立)「中田監督からいろいろなお話を聞き、これまで経験したことのないバレーの世界観を知ることができたら」後編
インタビュー
V1リーグ 女子 / 全日本代表 女子
日立リヴァーレの佐藤美弥選手。後編は同期の佐藤あり紗選手との絆、セッター歴や他チームの選手との交友関係、そして、全日本に向けての意気込みなどを語ってもらった。
メグさんが教えてくれたこと
――高校時代(聖霊女短大付高)のお話が少し出ましたが、高いトスを上げていた時代というのは江畑幸子選手(PFU)を中心としたバレーだったのでしょうか?
佐藤:はい、そうでした!
――その後、日立でも一緒にプレーした時代がありましたが、現在も江畑選手とは交流がありますか?
佐藤:昨年の全日本の合宿で本当に久しぶりにバレーを一緒にしました。プライベートでは、誕生日などに連絡をくれますね(笑)
――日立に入社した時、大卒の同期は佐藤あり紗選手だけですか?
佐藤:はい、そうです。
――V・プレミアの試合を観ていると、お互いにアイコンタクトをする場面があったりしますが、付き合いが長いから、何も言わなくても通じる部分があるのでしょうか?
佐藤:そうですね。悩んだ時とか、自分の弱い部分って、周りにあまり見せたくないものですが、あり紗には気兼ねなく相談したりできますね。
――あり紗選手と知り合ったのは中学生くらいですか?
佐藤:中学生の時はJOC(ジュニアオリンピックカップ)で何となく存在を知っていた感じ。高校ではよく練習試合をしていましたが、私はものすごく人見知りなので、話したりとかは全然できなかったんですけど、お互いに知ってるという関係でした。その後、大学時代に選抜の合宿とかで一緒になって、話すようになった感じです。
――Vの他のチームでは仲のいい選手はいますか?
佐藤:大学の後輩がJTに4人いますが、会うと結構話します。
――その中では田中美咲選手が同じセッターですが、大学時代はライバルのような関係だったのでしょうか? 今年は全日本でも一緒になりますが…。
佐藤:そうですね。卒業後、同じリーグでプレーしたのは今シーズンが初めてだったのですが、リーグが違って客観的に見ていると「頑張ってるな」と思えるのですが、やはり同じリーグとか、全日本とか、同じくくりに入ってきてしまうと、相手のよさがわかる分、悔しさなどの意識が出てきますね。
――田中選手のいいところはどんなところだと思いますか?
佐藤:やっぱり組み立てとか、ミドルの使い方が上手いなと思いますし、「強気だな」と見てて思います。
――田中選手は東京五輪も狙ってるとおっしゃっていましたね。
佐藤:すごいなあ。すごいと思っちゃうからダメなんでしょうね(笑)
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