2017-07-20 19:57 追加
全日本ジュニア女子 アメリカをストレートで下し、ベスト4進出が決定
世界ジュニア女子選手権大会(U-20) 2次リーグ戦の結果
V1リーグ 女子 / 全日本代表 女子 / 大学バレー 女子 / 高校バレー 女子
全日本ジュニア女子チームが出場している「第19回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)」は、19日、メキシコのコルドバで2次リーグ戦の第2戦が行われ、日本はアメリカと対戦した。
日本のスターティングメンバーは、東谷玲衣奈、堀江美志、山口珠李、荒谷栞、松井珠己、黒後愛、岩澤実育。
第1セット序盤、平均身長191cmというアメリカの高さを生かした攻撃に苦戦し、5-9とリードを許す。しかし、その後、黒後のサーブが機能し、攻撃のリズムも徐々に戻ってきた日本は、堀江や東谷らのスパイクで10-10と一気に追いついた。中盤は、徐々にミスが目立ってきたアメリカに対し、東谷のバックアタックや黒後のライトからの攻撃などで20-16と優位な展開に。終盤は、山口のサーブポイントや荒谷のブロックポイントもあり、最後は東谷のスパイクが決まり、25-18でセットを先取した。
第2セットは出だしからアメリカの短いサーブやブロックで失点して0-3となり、日本はタイムアウトを要求。これで態勢を整えると、東谷や荒谷のスパイクで5-4と逆転に成功した。その後は高さを生かした攻撃やブロックで攻めるアメリカに対し、日本は山口のクイックや堀江、東谷のサービスエース、黒後の緩急をつけたスパイクなどで対抗し、19-19とお互いに譲らない展開に。ここで日本は東谷の連続スパイクポイントで21-19となって抜け出すと、アメリカの攻撃を散発に抑え、最後は荒谷のクイックで連続得点し、25-22とアメリカを突き放した。
日本は第3セットに入っても好調な波を維持し、東谷のサイドからの攻撃や、荒谷、山口のミドルブロッカー陣の活躍で9-5と先行。リベロ岩澤のファインプレーに会場が沸く場面もあった。中盤から終盤にかけて、アメリカの反撃を単発に抑えながら黒後、山口、東谷らがサーブ、スパイク、ブロックなどで確実に得点し、日本が23-16と大きくリード。最後は堀江、荒谷のスパイクが決まり、25-17で第3セットを奪い、勝利した。
この試合の結果、日本はベスト4進出が決定。また、同日の試合で中国もベスト4入りが決定した。日本時間21日5時(現地時間20日15時)からは、2次リーグ首位通過を懸けて、日本と中国が対戦する。
同じカテゴリの最近の記事
- V Cup予選ラウンド第4日 PFU、KUROBE、東レが初勝利。NEC、埼玉上尾は今季最後のホームゲームで勝利ならず V1女子 [V1リーグ 女子] / 2024.03.18
- VCup デンソー、日立Astemo、JTが2勝目。デンソー・野田祐希、埼玉上尾・山地梨菜ら初スタメンの選手も活躍 V1女子 [V1リーグ 女子] / 2024.03.17
- JTマーヴェラス アンドレア・ドルーズが退部。「かけがえのない仲間とともに挑戦を続けられたことを誇りに思います」 V1女子 [V1リーグ 女子] / 2024.03.15
- 大学バレーで不祥事相次ぐ。関東、関西学連で現金紛失 [大学バレー 女子,大学バレー 男子] / 2024.03.13
- 大分三好 オーナー兼部長の三好博氏が逝去。69歳 V2男子 [V2/V3 男子] / 2024.03.12
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.