2017-08-16 00:56 追加
アジア選手権 全日本女子、ベトナムをストレートで下し、セミファイナルラウンドへ
アジア女子選手権 クウォーターファイナルラウンドの結果
全日本代表 女子
第19回アジア女子選手権大会は15日、フィリピンのマニラでクウォーターファイナルラウンド(1-8位)の試合が行われ、日本はベトナムと対戦。3-0(25-22、25-21、25-16)のストレートで勝利し、セミファイナルラウンド進出を決めた。
スターティングメンバーは、石井里沙、岩坂名奈、古賀紗理那、野本梨佳、島村春世、冨永こよみ、小幡真子。
第1セット、冨永のサービスエースから試合がスタート。野本のバックアタックや岩坂のクイックで波に乗ると、その後も野本の活躍が光り、6-2とリードを奪う。中盤も島村や古賀などの攻撃で点を重ねたが、サーブレシーブが安定せず、リズムが乱れ始め、15-10の場面から4連続失点し、15-14とベトナムに迫られる。終盤は、内瀬戸真実や新鍋理沙を投入。なかなかリズムを取り戻せなかったが、最後は新鍋のスパイクで24点、内瀬戸のサーブで25点目を奪い、25-22でセットを制した。
第2セットは、第1セットと同じメンバーでスタート。序盤から野本のスパイクなどで4-2とリードしたが、相手のパワーあるスパイクや日本のミスで5連続失点し、6-10と逆転を許す。中盤もサーブミスが続いたが、野本や島村のスパイク、冨永のツーアタックなどで15-16と相手に追いすがる。その後、徐々に日本がリズムを取り戻し、岩坂のクイックや野本のバックアタック、冨永の2連続サービスエースなどで22-18と点差をつけた。さらに岩坂のブロックや石井の巧みな攻撃で点を重ね、最後は野本のコースをついたスパイクが決まり、25-21でセットを連取した。
第3セットは古賀に代わり、内瀬戸をスタートに起用。その内瀬戸のスパイクが決まると、野本のスパイクや島村のブロックも冴え、点差を広げる。中盤、11-8のリードの場面から岩坂のブロックや野本、内瀬戸のサーブやスパイクで7連続得点し、18-9。日本ぺースで試合が進み、終盤、サイドアウトの応酬となった場面でも集中力を保ち、野本のスパイクやブロック、冨永のツーアタックで22-12。石井の移動攻撃でマッチポイントとなり、最後は野本のスパイクで25-16。ストレートで勝利し、ベスト4進出を果たした。
次戦(セミファイナルラウンド)は、16日(水)15時(日本時間16時)より、中国と決勝戦進出を懸けて対戦する。
■試合後のコメント
・中田久美監督
サーブがよかった部分は成果だが、自分たちでどう点数を取っていくかというところまで考えられなくなってしまう部分が、今日の試合では出ていたかなと思う。
・岩坂名奈主将
連戦が続くので総力戦だと思うが、残り2戦しっかりみんなで戦い、頂点を獲りにいきたい。この試合で出た課題をしっかり改善して、気持ちを切り替えて、また明日頑張りたい。
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