2017-08-23 23:19 追加
全日本ユース男子 ブラジルにストレートで勝利し、1次リーグを首位通過
世界ユース男子選手権大会(U-19)の結果
全日本代表 男子 / 大学バレー 男子 / 高校バレー 男子
全日本ユース男子チームが出場している第15回世界ユース男子選手権大会(U-19)は、22日、バーレーンのリファーで1次リーグ第4戦の試合が行われ、日本はブラジルと対戦。3-0(25-21、26-24、25-18)のストレートで勝利し、1次リーグを4戦全勝で1位通過した。
この試合のスターティングメンバーは、佐伯聖海、宮浦健人、樫村大仁、佐藤駿一郎、中村駿介、大塚達宣、市川健太。
第1セット序盤、樫村のサーブポイント、佐藤のBクイック、佐伯、中村のブロックで完全にペースを掴み、8-4で1回目のテクニカルタイムアウト。ブラジルも強烈なスパイクで応戦するが、樫村の2本目のブロックなどで日本がリードを保ったまま、2回目のテクニカルタイムアウトへ。この後、ブラジルにレフトからのスパイクを決められ、19-19と追い上げられるが、宮浦が落ち着いてスパイクを2本決めて引き離すと、中村の2本目のブロックで第1セットを奪った。
第2セットは開始早々から宮浦のスパイク、樫村のブロックで3-0とリードするが、ブラジルもスパイクとブロックを決め、一進一退の攻防の中、8-6の日本リードでテクニカルタイムアウトに。中盤は、ブラジルのスパイクなどで15-15の同点とされ、2回目のテクニカルタイムアウトはブラジルのリードで迎えた。その後、ブラジルのNath(#15)が両サイドからの攻撃で得点し、日本は宮浦のライトからの攻撃で詰め寄るも、20-21とブラジルのリードで終盤を迎えた。ここで大塚が前衛に回り、立て続けにレフトからスパイクを決め、24-23と逆転に成功。デュースの末に樫村のAクイック、ダイレクトアタックで26-24とし、セットを連取した。
第3セット序盤は佐伯、佐藤、大塚のスパイク、佐藤のブロックなどで得点し、6-2とリードする。その後も順調にリードを保って13-7とすると、樫村、佐藤の得点でブラジルの勢いを止めた。その後はブラジルにスパイクを決められる場面もあったが、16-9と日本のリードでテクニカルタイムアウトに。そこでセッター・中村に代え、田代至、オポジットの宮浦に代えて仲濱陽介をワンポイントに投入して逃げ切りを図った。その後、ブラジルに2回の連続得点を許すも、樫村のブロックで21-14。終盤はウィングスパイカー陣の交代を繰り返し、25-18でこのセットを取り、ストレートで勝利した。
この結果、日本は1次リーグを4戦全勝の1位で通過。次戦からはラウンド16となり、24日(木)13時(日本時間19時)からプエルトリコと対戦する。
■試合後のコメント
・本多洋監督
1戦1戦実力を上げていき、1次リーグ戦を突破できたことは非常に嬉しく思っている。現在の出来は80パーセント。トータルディフェンス(ブロックと強打レシーブの関連性)がうまく機能していると思う。次のステップでもチーム力を向上させることを目標に戦っていきたい。
・宮浦健人主将
予選を1位通過できたことについてはとても嬉しいが、次に向かって気持ちを入れ替えていきたい。
写真:FIVB
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