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2017-08-25 10:15 追加

全日本ユニバ男子 開催国台湾を3-1で破る 福山、今村談話

ユニバーシアード大会(男子)の結果、コメント

SV男子 / 全日本代表 男子 / 大学バレー 男子

 全日本男子ユニバチームは24日、開催国台湾と対戦し、1セット目は先取され、2セット目もリードを奪われたものの、競り勝ち、続く第3,第4セットも連取して、3-1で台湾を破り、3ポイントを獲得した。現時点でグループA2位。上位トーナメントには各グループ2位以上が進出できる。

 

■試合後のコメント

 

・福山汰一主将

 

――福山さんのサーブのときに連続ブレイクしている場面が多かったように思いますが、どのようなサーブの狙いがあったのでしょうか。

 

昨日までは普通に打っていたんです。行けるかなと思ったときだけ強く打つ感じで。でも、出だしで会場全体がアウェイな雰囲気だったので、ちょっとネットにかけてしまって。(ホイッスルが鳴ってからサーブを打つまでの時間と定められている)8秒の時間をなるべく有効に使っていこうとは思っていました。タイムアウトのときも、8秒をしっかり使って自分たちのいいサーブを打っていこうということはみんなに指示を出しました。

 

――前の試合の状況(ブラジルがフランスに逆転勝ち)で、結構追い込まれた状況になりましたが、入りのときに主将としてどんな声をかけましたか。

 

練習の時もそうですけど、今日負けたら終わりということはみんなわかっていました。それで、前の試合でブラジルがフランスに勝ったことで、僕らは負けてしまったら決勝トーナメントに上がれないことになった。試合前に、やはりみんなはそのことをすごく気にしていたので、「とりあえず、自分たちの試合のことだけを考えよう」ということは言いました。

 

――アウェイという言葉が出ましたが、ホスト国台湾が相手で、会場全体が盛り上がっていました。やりにくさはありましたか?

 

前の試合までは、どちらのチームがいいプレーをしても、どちらにも声援が送られていたのですが、もちろん今日はそんなことはなくて、そこは少し違いましたね。みんなもそれは感じていたと思います。気にせずにはいられないでしょう。

 

――1セット目をとられ、2セット目もリードされてからの逆転でしたが、取り切れた要因はなんでしょうか。

 

今日はヒコ(今村)がすごく当たっていたので、それが取り切れた要因の大きな一つですね。そして、点差をつけられてもみんな諦めなかった。

 

――明日に向けて。

 

まだ決勝トーナメントは決まっていないし、ブラジルの結果次第というところはありますが、その前に僕達の試合があるので、そこでしっかりと勝っていきたい。

 

・今村貴彦

 

――前の試合で、ブラジルがフランスに勝ったことは意識されましたか?

 

はい。3-0か3-1で勝たなければ、上位の決勝トーナメントに進むことができなくなってしまうので、そこは意識しました。(22日の)ブラジル戦では、僕が大事なところでミスをしてしまったので、今日はなんとしてもポイント3(3-0か3-1での勝利)をゲットすると決めて臨みました。

 

――試合最初の得点は、今村さんのブロックポイントでしたね。

 

それは、これまでの試合をスタッフの方々が研究してくださっていたので、最初から狙っていました。9番が打ってくると。

 

――強いサーブだけでなく、いろいろ変えて打っていました。

 

海外のチームは、フローターに弱いことがわかったので。日本だと、フローターはなかなか崩れないのですが、そういうデータが入ったので、打ち分けていきました。

 

――1セット目とられて、焦りなどはありましたか?

 

いえ、僕自身は決まっていたので、25本全部上げてくれという気持ちでやっていました。

 

――今日はホスト国台湾との試合でしたが、アウェイだなと感じることはありましたか?

 

ありません。むしろホームのような気持ちでやれました。

聞き手、写真:中西美雁

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