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2017-08-27 07:51 追加

全日本ユース男子、チェコを破り、ベスト4へ(ゲームレポート、談話)

世界ユース男子選手権大会(U-19)の結果

全日本代表 男子 / 大学バレー 男子 / 高校バレー 男子

 全日本ユース男子チームが出場している第15回世界ユース男子選手権大会(U-19)は、25日、バーレーンのリファーでクウォーターファイナルラウンド(1-8位)の試合が行われ、日本はチェコと対戦。3-0(25-22、25-18、25-22)のストレートで勝利し、ベスト4進出を決めた。

 この試合のスターティングメンバーは、佐伯聖海、宮浦健人、樫村大仁、佐藤駿一郎、中村駿介、大塚達宣、市川健太。

 第1セット、スタートから大塚がサービスエースを決めたが、チェコの攻撃で2度連続得点を奪われ、8-7の接戦に。中盤、日本は大塚、宮浦、佐伯のスパイクで得点を積み重ね、16-14で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、宮浦が立て続けにスパイクを決めると、終盤にもやはり宮浦の活躍で24-21とセットポイントを握った。最後は大塚のスパイクで25-22とし、第1セットを先取した。

 第2セット、宮浦のスパイク、佐藤のブロックなどで3点先取するも、チェコもレフトのスパイクなどで反撃。連続得点を許し、10-10となる。中盤はスパイクの応酬となったが、19-15と日本リードで終盤へ。日本はサーブミスを2本出すが、宮浦のスパイクで23-17とした。セット終了間際には佐伯に替えて山田大貴を投入。最後は佐藤のクイックとブロックで25-18とセット連取に成功した。

 第3セット、日本は大塚、宮浦の両サイド攻撃、佐藤のクイック、チェコは大型サウスポーSotola(#17)を中心に攻撃を仕掛け、16-16まで一進一退の攻防が続いた。この均衡を樫村のサービスエースで破り、17-16とすると、佐藤がブロック、宮浦がスパイクを決めて19-16とリードを広げた。その後、Josef Polak(#5)にスパイクを決められ、19-18と1点差とされるも、宮浦が落ち着いてライトから攻撃を決めて流れを死守。最後は樫村が連続ブロックを決め、25-22で勝利。ベスト4に駒を進めた。

 次戦は26日17時(日本時間23時)から、ロシアとセミファイナルラウンド(1-4位)を戦った。

■試合後のコメント

・本多洋監督
チェコの速い攻撃に対するブロックシステムの確認を、試合前にアナリストの分析を元にしっかりやってきた。それが当たった試合だった。連戦による疲労が出ている選手も少なからずいるが、ドクター、トレーナーが連携してケアに努めるなど、スタッフ・選手が一体感を持ってやれていることが今に繋がっている。また、連日在バーレーン大使館、日本人学校の方々の熱烈な応援に力を頂いており、本当に感謝している。

・キャプテン・宮浦健人選手
ヨーロッパチャンピオンのチェコに勝つことができて、とても嬉しい。すべての試合において、どんな時も自信を持って試合に臨めている。明日の試合もこの自信を持ってやりたい。

写真:FIVB

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