全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>全日本男子、西田が復帰するも、中国のブロックに対応できず、1-3で敗れる ネーションズL

トピックス

2018-06-23 12:24 追加

全日本男子、西田が復帰するも、中国のブロックに対応できず、1-3で敗れる ネーションズL

ネーションズリーグ男子 予選ラウンドの結果

全日本代表 男子

 ネーションズリーグ男子予選ラウンド第5週・第1戦が22日、中国の江門で行われ、日本はホームの中国と対戦。1-3(16-25、21-25、25-18、22-25)で敗れた。日本の通算成績は6勝7敗。
 次戦は同じ会場で23日(土)、16時(日本時間17時)からセルビアと対戦する。

 アルゼンチン戦のスターティングメンバーは、西田有志、李 博、福澤達哉、柳田将洋、山内晶大、藤井直伸、井手 智。
 体調不良で欠場していた西田が3試合ぶりにスタメン復帰し、前週エントリーを外れていた井手、髙野直哉も戦列に戻った。

 第1セット序盤は柳田のスパイクや山内のブロックが決まるが、中国も高さを生かしたブロックで応酬し、6-8でテクニカルタイムアウト。
 その後も中国のサービスエースとブロックに押さえ込まれ、7-11で日本がタイムアウトを要求。しかし、点差は縮まらず、日本にミスも出て10-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。

 リズムを変えるべく、セッターを関田誠大に交代し、その関田のサービスエースなどで13-17とし、中国もタイムアウトを求めたが、攻め切れない日本は15-22で2回目のタイムアウトを取る。最後もクイックを止められたほか、切り返しを決められる一方的な展開でセットを落とした。

 第2セットは途中出場の関田、本間隆太がそのまま残ってスタート。序盤はサイドアウトの応酬だったが、5-5から連続でブロックされ5-7に。関田のサーブから追い上げ、7-8でテクニカルタイムアウトとなる。

 その後、李のサービスエースが決まると、山内のサーブから李がブロックし、14-12で中国がタイムアウトを要求。お互い我慢しながらの展開で、終盤へ。
 20-20からクイックを止められ、20-22。最後は痛いミスが続いて、このセットも失った。

 第3セットも同じメンバーでスタート。後がない日本は序盤から強烈なサーブで崩され、0-4で早くもタイムアウトを要求した。一旦流れを切り、福澤のサービスエースで2-4とするも、中国ペースは変わらず、4-8でテクニカルタイムアウトに。

 福澤に代えて浅野博亮を投入すると、その浅野が3枚ブロックをかわしてポイントし、7-9。山内のサーブで崩し、10-10と追いついた。狙いすました李のブロックや相手ミスで12-10とするが、ミスも出て14-14。なかなか引き離せなかったが、西田のスパイクが決まり、20-15で中国がタイムアウトを取り、終盤へ。21-17 で大竹壱青、藤井を入れる二枚替えで逃げ切りを図り、最後は関田のサービスエースでこのセットを取り返した。

 第4セット、前セットの中盤から徐々に安定感が出ており、勢いに乗りたいところだが、サービスエースを決められ、3-4でまず日本がタイムアウトを取る。浅野が要所で決めてお互いに得点を重ね、7-8でテクニカルタイムアウトを迎えるも、連続スパイクミスで7-10となり、再びタイムアウトを要求。11-13からは日本のミスと相手ブロックで11-16とされ、2回目のテクニカルタイムアウトに。

 柳田と交代した髙野のサービスエースでポイントするが、流れは中国に傾き、さらにスパイクミスで15-21と離されてしまう。李のブロックなどで18-22と粘ったが、結局、最後まで高いブロックに対処できず、スパイクミスで相手マッチポイント。大竹のサーブで崩し、20-24から髙野のブロックとサービスエースで22-24としたが、最後はサーブミス。力を出し切れず、もったいない敗戦となった。

■矢島久徳強化委員長のコメント
 残り2戦となったが、今日の敗戦を良い薬とし、チームとして、個人として、もう一度これまでやってきたことを確認し、コートで各自がやるべきことを徹底できるよう臨みたい。


写真:FIVB

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック