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会見・コメント

2018-11-01 16:23 追加

サントリー荻野監督「(ムセルスキー が)味方で良かった」

開幕戦荻の監督コメント

V1リーグ 男子

V1男子開幕戦サントリーvsJT戦後 サントリー荻野監督会見コメント

荻野正二監督

夜遅くなってすいませんでした(午後11時前)。昨シーズンは全敗していた相手だったので、ミーティングも練習も積んできて、成果がでた。ですけど、JTさんの深津選手のサーブでだいぶ苦しめられて、そこを4セット目でサーブレシーブを立て直してくれた。良い展開だったかなと感じています。あと、ブロックとディグをかなり練習してきたので、そのブロックも16本くらいかな、出ているんで、ブロックが避けられてもディグができる。お互いディグが良いチームだから根負けしないように、1セットずつ頑張っていこうとことで、本当に選手、ベンチにいるスタッフ一丸となってよく頑張ってくれたなと思います。

 

――ムセルスキー選手の今日のプレーについて、荻野監督はどう感じていますか?

荻野監督:まだ練習参加して、1週間から8日くらいなので、どこまで大宅選手があげられるかなと思いましたし、もう少し日本人選手でも良かったかなという場面もあった。ちょっと今日はムセルスキーに打たせすぎかなというところもあったんですが、やはり勝負所でしっかりと決めてくれる。前衛での決定率も結構高かった。合流して間もないけど、対応能力というのは、経験が豊富なので、しっかり対応してくれた。ムセルスキー選手には感謝しています。

 

――荻野さん自身、長いキャリアを重ねてきていますが、あの様な器用な選手というのを目の当たりにして、どのような感想をお持ちでしょうか。

荻野監督:味方で良かったなというのが率直な意見。私も色んな会場で、色んなチームとやっていますが、それでもあの身長で器用ですし、柔軟性もあって、勝負所を知っているとか、よくバレーボールを知っているという印象です。今までディグアタックが課題だったんですが、これで一つなにかリズムが出てきたんじゃないかと思います。

 

――途中でミドルブロッカーを鈴木選手から塩田選手に変えた理由は?

荻野監督:サイドアウトで向こうがコミットブロックしかけたりとか対応してきて、それでコミットブロックでもサイドアウトが取れる能力がある塩田を投入しました。サイドアウト率がだんだん低くなっていたので、まずは真ん中を中心にサイドということで、星谷もかなりスパイクもブロックも良かったですし、星谷を代えるよりは鈴木を代える方がいいかなと塩田を入れました。

 

――JTからの勝ち星が遠ざかっていて、選手も逆転されてから沈みかけていた中で、ムセルスキー 選手のサーブだったりとかで、周りの選手に自信を与えたとか雰囲気を変えたと感じましたか?

荻野監督:スタートが良かったのに、追いつかれて、昨シーズンならボロボロになって1セット目を落として、2セット目もガクッとくる感じだったんですけど、夏場、強化している部分で、そこが追い上げられてもこうついていく、サイドアウト率を上げる攻撃力をどんどん練習してきたというのもしっかり出たというのもあります。大砲ムセルスキー 選手がいるので、そこで踏ん張れたというのもあります。やはりJTさんは2セット目からまた違う戦い方をしてきてくるかなと、差をつけられる、あれがいつもの負けパターンだったのが、大宅選手もいろんな選手を使ったと思うし、そこら辺の成長も見られたかなと思います。チームとしてもフルセットで勝ったというのは自身になったんじゃないかなと思います。

 

――今日のチャレンジシステムの不具合について、何か具体的な説明はあったんでしょうか?

荻野監督:ないですね。放送を聞いているだけで、チャレンジはありませんということで、そこは仕方ないと思った。

 

――試合後に説明はあったんでしょうか?

荻野監督:私のところには直接きてないです。チームスタッフの誰かにいったかもしれないですが、チャレンジを最初から使えないのはちょっと苦しかったなとは思いましたが、お互い条件は一緒なので、そこは気にせず、選手もそこもチャレンジあるかないかで動揺するものでもなかったので。

 

文:大塚淳史
写真:堀江丈

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