2019-06-07 16:33 追加
西田有志「お客さんを巻き込めるようなプレーをしてチームも自分も鼓舞したい」
西田有志前日談話
SV男子 / 全日本代表 男子
全日本男子代表オポジットの西田有志選手の日本ラウンド前日の談話。
――ここまでネーションズリーグ3戦たたかってきて、チームの状況、西田選手のコンディションなどは。
西田:すごくいいと思います。結果は出てないですけど、チーム状況はとてもいい。負けてるときはコミュニケーションができてない。そこは自分がきっかけで行動を起こしたい。チームに還元できればなにか変わると思います。
――ファイナル6に進めなかったことで、リフレッシュ期間が長くとれたことが良かったこともあります?
西田:体作りもしっかりできたかなと思いますし、プレーの一つ一つも見直すことができました。時間を有効に使えたと思います。
――セルビア戦は相手もメンバーを落としていたので楽に勝てましたが、フランス戦の4セット目くらいにパワー切れかなと思いました。
西田:パワー切れというより、相手が対応してきたことに対して、自分が再対応しきれなかったというのが実情ですね。自分の被ブロックも多かった。一つ一つのプレーが向こうのほうが1段上だった。
――被ブロックが課題と中垣内さんも言われていましたが。
西田:日本でやる高さと海外との高さがぜんぜん違う。同じ感覚でやったら絶対に駄目。何がだめだったのかもわかっていますし、治すべきところもわかっている。
具体的には?
アプローチの書け方、相手の手のどこを狙う。ミドルが海外はすごく高いのでミドル以外を狙う。
――西田選手はブロックアウトが得意なイメージだったのですが、国内での戦いの意識だと…
西田:絶対に通用しないということがロシア戦では痛感しました。一回やられたことを何回も繰り返すつもりはない。それをどれだけ早く修正して臨むか。結果論なんですけど。その試合ができたからこそ気づけている。日本ラウンドでも必ずある状況なので。
――高さというのは、日本より滞空時間が長い?
西田:単純に向こうのほうが高い。一つ一つのプレーが丁寧。
――日本ラウンドどう戦うか。
西田:持ち味をすべて出す。日本ラウンドでは多くの方に見てもらえるので、巻き込んで一緒に戦ってもらえるように、自分自身もそうだし、チームも鼓舞したい。
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