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インタビュー

2019-10-09 08:00 追加

日本代表/日立リヴァーレ・長内美和子ミニインタビュー「多治見さんはついていけると思える監督です」

長内美和子ミニインタビュー

V1リーグ 女子

ひたちなか市総合運動公園総合体育館で開催された「いきいき茨城ゆめ国体2019バレーボール競技会」

日立リヴァーレの選手で構成される成年女子・茨城県チームはワールドカップで活躍した日本代表のメインセッター佐藤美弥、オポジットの長内美和子がベンチ入りし、地元開催の大会に華を添えた。

準決勝で滋賀県(東レアローズ)に敗れ決勝進出はならなかったが、10月5日の3位決定戦で大阪府代表(パナソニックブルーベルズ)に競り勝ち、本大会を3位の成績で終えた。

若さとエネルギーに溢れるプレーはコートの内外に輝きをもたらし、続いて始まるVリーグに大いなる期待を感じさせる内容であった。

試合後、長内美和子選手にお話を聞いた。長内選手は3位決定戦にフル出場。アジア選手権、ワールドカップ、国体とハードスケジュールをこなしている。

茨城県チームのフォトギャラリーも併せてご一読いただければと思う。

●長内美和子(茨城県代表/日立リヴァーレ)

――アジア選手権、ワールドカップ、国体とハードスケジュールですね。疲れなどは?

長内:向こうでフル出場していたわけじゃなかったですし、スタメンで試合に出ても海外のチーム相手だとそれほどラリーが続きません。ひさびさに日本人同士の試合。ラリーが長くなってその中で体力が落ちてるなって思った部分はありますね。

――チーム(日立)から国体で試合に使うよ、という話は早い時期からありましたか?

長内:そうですね。リーグもあるので実戦でチームに早く馴染むという目的がありました。

――今シーズンは多治見(麻子)新監督になりますね(国体は角田博文前監督が指揮)。長内選手は全日本に帯同している時間も長かったと思います。多治見監督のもとでの練習時間は取れましたか?

長内:今回チームに帰ってきて試合前の練習で、という感じですね。練習だけ(がっつり)というのはできていないですね。

――監督の第一印象は?

長内:すごくよく話しかけてくれるますし、私の意見も聞いてくれます。コミュニケーションが取りやすいですね。そして言うべきところはちゃんと言ってくれるので。ついていきたい、と思える監督です。

――フル代表ではオポジット、リヴァーレではアウトサイドヒッター。違いはどういうところにあるのでしょうか?

長内:ラリー中、本数が集まってくるのがアウトサイドヒッターだと思います。2段トスも上がってくるし、ブロックも絶対2枚くる。オポジットだとブロックが1枚か1.5枚しか来ないのでそこの違いですね。ブロックが2枚揃った時にしっかり決められるように感覚を戻しつつ、頑張っていきたいなと思います。

――慣れてるアウトサイドサイドヒッターの方がやりやすい?

長内:最近はオポジットをやっている時間が長かったので、2段トスとかの対応にまだ感覚が戻ってないのかなとも思うんですけど、アウトサイドヒッターの方が自分の持ち味であるパワーを発揮しやすいですね。(リーグでは)そちらを頑張っていきたいという気持ちはあります。

――代表の中で得た手応えは?

長内:打ち出しが速いと言われました。そこを意識して(代表では)練習してきたので、チーム、今日は小野寺(友香)さんがセッターだったんですが、ゆかさんの持ち味のフワっとした(柔らかい)トスでも(自分のスパイクを変えずに)速く打てたら良かったかなと思います。

――コンパクトなスパイクフォームということですね。

長内:はい、フワっと(柔らかい)トスに対しては私も「ためて」打ってしまうのでブロックにかかることが多かったです。どんなトスでも(その球質を活かしつつ)自分の速さで打てていけるようにしたいですね。

取材・撮影 堀江丈

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