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2020-11-30 21:50 追加

バレーボール全日本インカレが開幕 。男子の専修、女子の東女体、国士館、桜美林が勝つ。男子の駒澤は敗れる

全日本インカレの結果

大学バレー 女子 / 大学バレー 男子

 バレーボールの大学日本一を決める男子第73回、女子67回の全日本選手権大会は11月30日、東京・大田区総合体育館で全国9学連から男女各36校が参加して開幕。1回戦男子4試合(うち1試合は不戦勝)、女子4試合を行い、関東勢では男子の専修大、女子の東京女子体育大、国士館大、桜美林大が1回戦を突破しましたが、男子の駒澤大は福岡大にフルセットで敗れました。

 有力校は2回戦から登場。見どころは男子では4連覇を狙う早稲田大学、女子はV3を目指す筑波大の戦いぶりです。早稲田は宮浦健人主将を中心に攻守とも安定しており、相手が見当たりません。昨年の春高バレー優勝の1年生エースが注目される日本体育大、坂下純也の筑波大に注目したい。
 女子の筑波は代替大会では順天堂大に勝ちながらもセット率で優勝を譲りましたが、両校の一発勝負となると強打の川上雛菜を軸に雪辱する公算が大です。昨年準優勝の福岡大が今年も楽しみです。

 2020年は新型コロナウイルス禍の影響で、学生にとっては大会ばかりか部活動まで制約された9か月。春季リーグ戦、東日本、西日本の各インカレは中止。秋季リーグ戦はブロックによっては開催されましたが、代替大会を開いた関東では男子1部で大会第4日以降打ち切りとなるアクシデントもありました。

 この全日本インカレは4年生にとっては学生生活最後の大会。全国でコロナの感染が拡大する中、開催が危ぶまれましたが、関係者のご苦労もあって開幕しました。それだけに対策に伴う例年にない規制で出場校はこれまでの64校から36校に、部員の帯同もスタッフ含め30人までと制限され、試合は無観客(第5日、最終日は父母などチーム関係者のみOK)で行われています。抽選会の直前には陽性反応者が出た昨年3位の中央大、東京学芸大が出場を取りやめ、抽選会後にも、大会直前に辞退する学校も出るなど、それこそ忘れられない学年最後の大会となっています。

[男子]▽1回戦
専修大3-0福島大
福岡大3-2駒澤大
東海大札幌3-2仙台大
九州共立大3-0高知工科大(棄権)
(注)高知工科大は28日、「全日本インカレにつきまして、開催する東京都にて連日のコロナウイルス感染症拡大の影響を鑑み、出場を見合わせることを決定しました」と発表。これを受けて、バレーボール部は出場を辞退しました。

[女子]▽1回戦
桜美林大3-0旭川大
千里金蘭大3-0岐阜共立大
東京女子体育大3-0環太平洋大
国士館大3-2尚絅学院大

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