全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>札幌に女子の新チーム「アルテミス北海道」が誕生。監督はアトランタ/アテネ五輪代表・成田郁久美氏

トピックス

2020-12-24 19:58 追加

札幌に女子の新チーム「アルテミス北海道」が誕生。監督はアトランタ/アテネ五輪代表・成田郁久美氏

北海道に成田郁久美氏を監督とする女子の新チームが誕生

Others

 Vリーグ参入を目指す女子の新チーム「アルテミス北海道」は23日、北海道札幌市内で設立記者会見を行った。
 東京都目黒区の日本ルクソールシステム株式会社が母体となり、札幌市に「一般社団法人北海道レディーススポーツクラブ」(代表:工藤浩氏)を設立。同法人がチームの運営を行う。

 監督は旭川実業高出身で、1996年アトランタ、2004年アテネ五輪に出場した成田郁久美氏が務める。また、総監督には東海大四高→東海大出身で1992年バルセロナ五輪出場の成田貴志氏が就任。成田貴志氏は現在、熊本県で鎮西高校女子チームの監督を務めていることや、コロナ禍の影響もあり、当面はリモートなどでの参加となる。

 チーム名の由来は「ギリシャ神話の狩猟の女神・アルテミスのように相手チームを狩猟し、勝ちを得てもらいたい」というもので、ホームタウンは札幌市。サブタウンとして北広島市、千歳市、旭川市、帯広市を予定している。

 今後のスケジュールとしては来年2月から3月にかけて、選手のトライアウトを実施。4月からチームを始動する。また、Vリーグ参入は2023年度を目標としている。

 同チームのコンセプトは以下の通り。

(1)北海道出身もしくは北海道に縁がある選手を優先する
(2)北海道の大学との連携強化
(3)フロントは選手ファースト、選手は地元、ファンファーストで
(4)女性の特性を生かしてのマスメディア戦略
(5)高校卒業時の有力選手の道外流出を防ぐ手段を講じていく
(6)国会議員、道議、市町村議などに超党派で協力していただく
(7)入団当初から選手個々に適したセカンドキャリア形成を考慮する
(8)結婚、出産後でも競技を継続していけるような枠組みを
(9)北海道の各地にジュニアチーム設立やジュニアスクールを開催する


成田郁久美監督。1976年1月1日、旭川市生まれ。旭川実業高→NEC→久光製薬→NEC→パイオニア。1996年アトランタ、2004年アテネ五輪代表


成田貴志総監督。1969年10月6日、登別市生まれ。東海大四高→東海大→富士フイルム→堺。1992年バルセロナ五輪代表。現・鎮西高校女子バレーボール部監督

写真提供:アルテミス北海道 

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック