2015-10-02 17:13 追加
新主将に聞く-つくば・白石啓丈
V男子
■サンガイアの「変化」の中で
○白石さん、つくばでの生活も結構長くなりましたか。
そうですね、大学の時から(1,2,3……と数えながら)7年目、ですね。
○最初にサンガイアを見られたのは学生の時なのでしょうが、サンガイアの第一印象はどんな感じだったんでしょうか。
初めて見たのは大学入学前、高3の3月、山口(誠)さんが監督やってるときのホームゲーム最終戦(2009年3月22日、FC東京戦)です。春合宿でつくばに来ていてお手伝いをしたんです。
○応援とかしたんですか?
たぶん応援してたか、どこかで仕事してたか……ですけど。上で応援してたかな?
○昨年菊池監督にインタビューしたときに、今まででいちばん印象に残ったのがその試合だと仰ってました。どんな印象を持ちましたか?
やっぱり、高校終わったばかりで、プロの試合というのをそれまで見たことがなかったので……。
○地元で東レの試合とか見たことはなかったんですか?
あんまり記憶ないですね……中学の時とかあったかな……。
僕も高校でバレーはやっていたんですが、見たことがあるのは、上を目指してというか、バレーをそのまま続けて行こうという気持ちではなかったときで。上を目指していう気持ちになってから、プロの試合を見るというのは初めてだったのです。
ここまで熱い試合が出来るんだなというか。最後の山口監督の挨拶に、僕も熱くなりました。
○そのあと、筑波大学に入られて、大学でプレイしている先輩や後輩がサンガイアに入って、白石さんも入られて……
僕は4年のときの、夏からなんですよね。
○札幌で東日本インカレがあった年ですね。そのあとですか。
そうですね。その年のPOWER OF GREEN(東京ヴェルディとの親善試合)からです。
○ちょうど学生が多く在籍していた時期から社会人中心に変わり、加藤さんが引退し、ちょうどサンガイアの激動する時期の中にいたということになるんでしょうが、特に学生がいたときといなかったときで、チームの状況は変わったんですか。
学生が抜けて社会人だけになって、それまでは、学生がいたら学生が試合に出るという状況だったので、気持ち的には社会人だけになってからのほうがまとまりがあるというか。
学生はチームではあるんですが、自分たちの(大学の)試合があるというのがどこかにあるでしょうし、社会人はどこかで学生に頼るというところはあったのでしょうし。社会人だけになった今は、自分たちで何とかしなけりゃならないというのがあり、ようやくプロのチームになったかな、という感じはします。
○白石さんの年代、いちばん中心になる世代ですし、サンガイアではボリュームゾーンでもあると思うんですが、同年代の中で、チームをどうしていこう、というような話をすることはありますか。
瀧澤や浜田とかとは、誰をどう遣ってとか、どうやった方がいいのだろうという話はよくします。
■2015/16シーズンへの意気込み
○今シーズンからチャレンジIとなり、8チームの3回総当たりとなります。どのように戦っていきたいと思いますか。
チームががらっと変わりますし、力の差も詰まりますし、昨シーズンより厳しい戦いになるのではないかと思っています。
ブロック力、攻撃力でも不安なところはあるので、レシーブしてからの攻撃、ディグからの攻撃というところをやっていかないと勝てなくなると思うので……。
そこで、レシーブと二段トスがしっかり出来ないと勝てない、というところで、「トスの出来るリベロ」を。僕はそこを中心として考えていきたいと思います。
○チーム全員で頑張るところを今季も見守っていきたいと思います。お時間をいただきましてありがとうございます。
聞き手・写真:出口季里
同じカテゴリの最近の記事
- 「そして、また走り出す」 群馬グリーンウイングス・白岩蘭奈さんインタビュー SV女子 [SV女子] / 2025.09.29
- 待望の復帰!埼玉上尾メディックス・入澤まい「日本代表。もう一回あの場所を目指したいと思う自分に気がついた」 SV女子 [SV女子] / 2025.09.24
- 埼玉上尾メディックス・山地梨菜「スパイクのコース幅を広げる、守備も頑張りたい。プレー写真をたくさん撮ってください」 SV女子 [SV女子] / 2025.09.22
- 今が飛躍の時、埼玉上尾メディックス・岩澤実育「反射神経やスピードは世界に通用すると思った。仁井田桃子との対戦も楽しみにしています」 SV女子 [SV女子] / 2025.09.22
- 夏の東京にふわり小雪が舞う。東京サンビームズ・関沢小雪「バレーをやめるか、環境を変えるか。私は東京を選んだ」 V女子 [V女子] / 2025.08.18
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.