2015-10-20 17:30 追加
新主将に聞く 日立/佐藤あり紗
SV女子
――地元自慢を。
あり紗 宮城出身なのですが、都会過ぎず、田舎過ぎず、欲しいもの何でもあるし食べ物も美味しいしスポーツが盛ん。離れていても宮城のスポーツが頑張ってるから自分も頑張ろうって思う。常に宮城の事は気にかけています。
――ワールドカップ仙台大会出たかったですね。
あり紗 はい、テレビで見て、それは悔やまれました。
――ワールドカップを見ていてどんな事を思いましたか?
あり紗 日本強いなと思ったし、サーブレシーブとか自分と関係しているところを重視して見てたんですが、チーム内でレベルが上がってるし実際ランキングも上位に入っていて。自分に置き換えて見ていて、その二つ(サーブレシーブとディグ)はこれからも勝つために自分のチームでも、全日本でも大事になってくると思うので、自分も頑張って行かないといけない。注目されていろんな方から応援されて幸せだなと思いました。
――子供の頃からバレー選手になりたかったんですか?
あり紗 子供の頃はバレー選手もですけど、それよりもお嫁さんだったり(笑)そっちの方がちょっと上だったかなぁと。お嫁さんの次にバレー選手。Vリーグの試合とか見に行ったり、テレビで全日本の選手がバレーをしているのを見て、私もあの舞台でやりたいなという思いもあったんですけど、それが遠い存在だったので、バレーを続けるという思いも薄くなっていきました。でも、出会いと運があって全日本でバレーボールができた事は幸せな事だと思ってます。また、是非チャンスをいただきたいです。
――春高にも出たんですか?
あり紗 今とポジションは違うんですけど(笑)出させてもらいました。
――松田監督はどんなひとですか?
あり紗 松田さん……選手からの意見も聞いてくれてるし、それに基づいた練習をスタッフ全員で考えてくれてます。「勝ちたい」という気持ちが強くて、それが私たちにも伝わってきます。監督ってガーガー言ったり大きい声だしたりっていうイメージなんですけど、松田さんは「ガー」って怒ったりしないで穏やかに注意事項などを言ってくれます。
――モデルの佐藤ありささんと同姓同名で、サッカーの長友選手との結婚報道がされた時に話題になってましたよね?
あり紗 (結婚したという)ラジオを聴いた人から、メールがすごく来て。半分以上はふざけて送ってきてたんですけど、半分くらいは本気で言ってきて間違えられて、モデルのありささんには申し訳なくて。同姓同名な事はとても嬉しく思います。それをきっかけにテレビでツーショットを撮ってもらったりして。“Going”かな? グラチャンの終わった後だったような。私、すごいミーハーなのでそういうのとても嬉しいんですよ(笑)。まさか会えるとか思ってなかったので。
あり紗 チームとしては目標をスローガンである決して負けない気持ちで戦う。プレイはやっぱり気持ちで出てくると思います。「負けない」って思ったら自然とそういうプレイができると思うので、「決して負けない」って言葉を合言葉にしていきたいと思います。個人としては正確性。サーブレシーブ、トス、全部なんですけど正確性を上げていきたいなと思います。良いスパイカーもいますしそれを活かすには1本目が大事になってくると思うので。一つでも去年より上の順位をとれるよう全力を尽くします!
写真 山霧譲
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