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インタビュー

2017-02-14 15:04 追加

柳田将洋×山本湧「ライバルより、同期という気持ち」「バレンタインは、苦すぎないチョコがいいです」「僕は甘いものが苦手」

サントリー同期対談

SV男子

サントリーサンバーズの同期コンビ、柳田将洋選手×山本湧選手に対談していただきました。読者からの質問に一つ一つ丁寧に答えてくださったお二人。前後編になります

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——お互いの存在について。ライバル視したりしていますか?

柳田 ライバル、お互いですか? 今同じチームだし、ライバル視はないです。それよりは「同期」という気持ちの方が強いです。

山本 僕もそうです。小学校から知っているのでやりやすい、仲間です。

——山本選手は、ツーアタックを以前はよく打っていましたが、最近は減りましたね。

山本 言われるように、以前は結構あったんですけど、今は大学のように力任せにやっても決まらないし、打つよりトスを上げた方が決まっているので、トスに集中にしています。

——柳田選手がリーグ途中で怪我をして、出られない間は、どんな視点でコートを見ていましたか。

柳田 そうですね、ネガディブに考えてもしかたないので、プラス志向で、外から見てどうやって感じるのか、率直にどういうバレーを普段しているのか、第3者みたいな視点で見ていました。

sIMG_6063——観客席にカメラ女子が多いことについては、何か思うことはありますか?

柳田 カシャカシャ音がするのは少し気になりますけど、別にそういった見る一つのツールとして、写真であったり、いろんな楽しみがあった方が、プレーしている方としてもやりがいはあるかなと思います。

山本 撮ってもらって嬉しいです。音とかも割と試合に集中していると気にならないです。

——差し入れについて。たくさんもらっていると思いますが。

柳田 増え続けてもなんなので、自分で使えるものは使いますし、お菓子などはチームメイトと食べたりしますし、手紙はもらったら全部読ませてもらっています。思っていること書いてもらってるので、凄く参考になりますね。

——山本さんはファン対応は好き? 柳田さんはそうでもない?

山本 嫌いじゃないです。応援してもらえるのは嬉しいし、ファンがいるっていう環境が、サンバーズに来て初めてだったので、そういう新鮮な気持ちがあって。今はプレーで結果を残すのがファンへの1番のサービスだと思うので、今はちょっと前よりはあんまりできていないので、申し訳ないです。

柳田 人と対面するのが得意な方ではないので、そういったことを理解して来てくださると、自分のキャラに引かなくて済むかなと思います。僕は今まで通りやっていこうかなと思います。

——お互いの好きなところは。

柳田 見てて運動神経がいいところ。動きが大きくはないけど、鋭いところがあるので自分はそういうのできないし、見ていて凄いなと思うところが結構ある。

山本 昨シーズンの最後の方から出ることになって、それまで外から見て凄いなと思っていたけど、トスを上げていて頼もしいなと実感しました。

——自分が女性だったら、相手とつきあいたい?

二人 (笑)

柳田 僕はどうかなぁ〜湧はね…他の人にキャーキャー言われてるじゃないですか。湧に限らずですけど、バレー選手はみんな。だから、そういう人とつきあうのは嫌だなと思います。キャーキャー言われている人とつきあえて嬉しい人もいるかもしれないけど、僕だったらそういうのはいいかなぁと思う。湧自身はイケメンですけどね、そこは難しい所かなと思う。

sIMG_6073山本 付き合いたいって言ってもね、なんだろね。

柳田 うまくコメントして(笑)

——コメント力が問われますね(笑)

山本 同じような答えじゃつまんないしな。……いや、俺は付き合いたいです!(笑)

柳田 ふははははは!(笑)断言したね!

山本 全然違うコメントしないといけないかな? マサはスポーツできてイケメンだからつきあいたい。

柳田 湧もスポーツできてイケメンだから、同じだよ。

山本 イケメンじゃ同じか、知性があるかな、マサは。

柳田 お〜。サンキュ。

——初めてコンビを合わせたときのことを覚えていますか。

山本 いつだっけ。

柳田 JOCじゃない?

山本 あぁそうか。

柳田 記憶、かなり薄いですね。初めて合わせたのは。JOCでやってたのは覚えてますけど。

——中学生の頃から知り合いで、こんな風に一緒のチームでやるようになると予想していましたか?

柳田 予想はしてないですけど、高校は結局別々になったけど、いつか一緒にやりたいねとは言っていたし、JOCは僕らからしたら今のバレー人生の先駆けというか1歩めでしたが、当時の僕らからしたら、こういうステージに選ばれているから、将来はどんどん上に行くんじゃないかなと思ってやっていたし、そういう事(一緒のチームでやること)は少しは思っていたかもしれない。

山本 僕は、合宿そのものにめちゃ夢中だったというか、自分のプレーで精一杯だったのであんまり覚えていないです。

——お互いに好きなプレーは?

山本 マサのバックアタックです。

柳田 僕は、湧はブロックがうまいと思います。

——お互いに直して欲しい所。

柳田 バレーで?……(山本選手に向かって)いいよ言って。

山本 それをファンの人が聞いて、どうするって感じだけども。

——女性ファンは、そういう選手同士の関係性が聞きたいんですよ。

山本 あ〜なるほどね。直して欲しい所とか特にないですけど、前はあまりお酒飲むキャラって知らなくて、できたら飲みに行きたいなと思っていたんですけど、最近お酒飲むキャラって知ったから、もうそれもないかな。

柳田 本当ないです。

——乗りたい車は?

柳田 くれるんですか?(笑)

——昔男子バレーがすごく人気があった頃に、ファンからもらった方がいましたね。

柳田 それってありなんですか?!

――今の時代は、わからないです。

柳田 そうですよね(笑)

山本 俺、BMW。

柳田 うわっ言った!

山本 いやほんとほんと。もらいたいんじゃなくて、自分が買って乗りたいの。

柳田 俺、あんまり車乗りたくないんですよね。運転が……。

山本 軽!軽!

柳田 軽はヤダ。栗さん(栗山雅史)とかが乗ってる形の奴は好き、おっきめの……セダンとかじゃなくて普通の、上が高めの車。

——ベルファイヤとか?

柳田 いや、あんなに四角じゃなくて、こうなんというか、栗さんとかケンさん(高橋賢)とかが乗ってるような車の形は、かっこいいと思います。

——二人は2年めでスタメン、もっと若手が活躍するには。

柳田 まだ自分らが確立すべきことはまだたくさんある。出させてもらっている感がある。いろいろな状況がある中で、(出させてもらっているというのは)ちょっと思い当たる所あるので。出るべくして出る状態になりたい。サンバーズの中心として、意識を高くして、もっと声を出していって、若手だから出れているという状況を消していけたらと思う。

山本 確かに。経験のために出してもらってるっていうのがあるのかなと思う。出してもらってるけど、まだちゃんと仕事できているかというとできていない。

——サンバーズをどんなチームにしたいですか。

山本 みてて楽しいというか、今も楽しいチームだけど、楽しくて弱かったら嫌なので。楽しくてなんでも言える仲、本当に強いチームですね。5連覇した時のようにしていきたい。

柳田 僕はやっぱり、新しいことに常にチャレンジしていくようなチームにしたい。5連覇もすごかったけど、今は自分らの今いるサンバーズのメンバーがメインなので、それをどんどん次の年も次の世代も意識していろんなことを取り入れて新しいことにチャレンジしていけるチームなら面白いかなと思います。

——もらって困るものはありますか。例えば手作りのお菓子とか。

ふたり あ〜。

山本 手作りもらわないよね。

柳田 最近は手作りのもらったりしませんね。

——お札とか?

柳田 僕、正直だいぶお守りを貰うんです。困るというか気持ちは嬉しいんですけど。置くところに迷ってしまいますし、場所を設けていただいたものを揃えてあるんですけど。つけるっていっても神様同士ケンカしちゃうといけないし、困るというか気を使いますね。

山本 僕はとくにないです。しいて言えばあまり甘いもの好きじゃないんです。

——あら、次の質問でバレンタインにはどんなチョコが好きですかというのがあるんですけど。

山本 甘いものがあまり好きじゃないんです。

——辛党?

山本 そうですね。はい。

——柳田選手は甘いものは?

柳田 好きですけど節制してますね。アスリートなので、そういう甘いものの内容量とかを知ってしまうと、気が引けちゃう。あんまりむやみに口にはできない感じですね。

——もうすぐバレンタインですが、どんなチョコがいいですか?

山本 生チョコなら…でも甘いものが好きではないので、あんまり食べないけど。

柳田 食べるとしたら苦いのは嫌い。

山本 カカオ85%なんちゃらみたいな?

柳田 そうそう。やたら苦いとか濃い〜やつとか。それよりミルク入りとかマイルドな、まろやかな方が好きです。

 

後編に続く

編集補助:横幕祐美

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