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バレーボールマガジン>インタビュー>鈴木悠二「ピンチサーバーって変なところで出てくるじゃないですか。だから狂ったように練習した」

インタビュー

2017-03-02 17:12 追加

鈴木悠二「ピンチサーバーって変なところで出てくるじゃないですか。だから狂ったように練習した」

鈴木悠二インタビュー

SV男子

東レアローズの遅咲きのレフト、鈴木悠二さんにお話をうかがいました。鋭いサーブを武器に、ずっとピンチサーバーとして活躍してきましたが、昨季からようやくスタメンに定着。今季はレギュラーメンバーとして着実に仕事をしています。

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プロフィール
ポジション :ウィングスパイカー
入部年 :2009年
生年月日 :1986/06/07
身長/体重 :190cm/81kg
出身高校 :聖隷クリストファー高校
出身大学 :筑波大学
出身地 :静岡県出身

——東レはS1スタートですが、表との違いは?

鈴木 サーブレシーブも真ん中でやる回数も増えてくるので、そこが違いますね。あとはセッター前のポジションでサーブを打つことが多いので、セッター前だとブレイクしにくいと思うんですけど、自分はサーブが武器なので、そういうところで貢献したいなと思っています。

——学生時代に憧れた選手は。

鈴木 僕、全然バレーの試合とか見てなかったんですよね。自分のことで精一杯じゃないですけど。そこはなんとも言えないです。

——課題は。

鈴木 たくさんありますけど、まず守備面は頑張らないといけないんです。でも、ブロックもスパイクも頑張らなきゃいけない。ほぼ全てそうですね。

——全日本の招集があったときに「自分、サーブだけですから!本当、サーブだけです!」って謙虚なコメントだったのが印象に残っています。

鈴木 そのまんまだと思いますけどねぇ〜(笑)。まだまだ発展途上です。

——ブロックで、オポジットとのマッチアップのときに意識していることは。

鈴木 位置取りは頑張らないといけないと思うんですけど、上から打たれるのは仕方ない。いまは位置取りがよくなくて、一生懸命やってるところで、高さで打たれるのはしょうがないと思ってやってます。

——寮長なんですか?

鈴木 はい。寮長です。

——寮長としての苦労は?

鈴木 まったくないです(笑)。名前だけですから。名前だけの寮長で……いるだけです。何かあったらスタッフのみなさんがみんなにくるので。

——今季から導入されたチャレンジシステムについて。

鈴木 ノータッチでサービスポイントが取れるようになりました。チャレンジシステムのおかげで、アウトだったのがインになるので、それは大きいなと思いますね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA——昨年よりラインぎりぎりを攻められる?

鈴木 いえ、いつも通り。きわどいところに飛んで行ったのが、ジャッジのあんばいで変わるんです。

——昨年より余裕を持ってますよね。

鈴木 余裕…どうでしょうね。去年出ている分、ちょっとは落ち着いてやれているのかな? でも変わってないような気がしますけど、そう見えてるんですよね。2年目の変化があるかもしれません。

——雰囲気が悪い時に気をつけていること。

鈴木 どうにかしなきゃとは思いますけど、なんかワンプレーあって「わ〜!」とか、なんかちょっとしたことでも、こうやっていこうっていう話はよくベンチからも選手からもでますね。まとまるところはまとまって、走る時は走ってっていうのはちゃんとやらなきゃなと。

——すっかり先輩の歳になりましたが、実感は。アドバイスされたりとか?

鈴木 ないですけどね。サーブは自信ありますけど、感覚を含めアドバイスできてんのかなぁ? どうなんでしょうね?

——サーブの極意とか?

鈴木 トス大事だよとは言います。狙うところとか、こっちじゃなくて通過点とか、どこ通すかが大事っていう話をします。

——東レは今年サーブがいいですね。

鈴木 いいですよね! でもジャンプサーブじゃなくて、フローターがいい。

——鈴木さんと李さんでサーブ効果率のトップ争いをしてるんですけど、どんな気持ち?

鈴木 ぼく、最初1位だったんですけど、どうせ誰かしらに抜かれるんだろうなと思ってやってたんですけど、まさか李が来るかという(笑)。それくらいで別に対抗意識とかないですね。

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