2017-05-07 08:00 追加
パナソニック3年ぶりの優勝に王手 3冠狙う東レ破る
黒鷲旗の結果
Others / SV男子 / V男子
第66回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は、6日、準決勝が行われ、男子は、天皇杯、V・プレミアリーグを制し、3冠を狙う東レを、パナソニックが3-0で破り、決勝への駒を進めた。また、今大会限りでビーチバレーに転向を決めている越川優を擁するJTも堺をストレートで破り、連覇を狙う。
東レは今季武器にしていたサーブが全く入らず、敗退の大きな要因となった。リーグで使用されていたミカサにかわって、今大会からはモルテンのボールが使われている。これに、昨シーズンを通してサーブを強化した面々が苦戦。李博も「モルテンボールに対応しきれないうちに大会が終わってしまった」と唇を噛んだ。
富松崇彰は「単純に、普段やってきたことができなかった。パナソニックはクイックにかなり対応してきていた。しかし、上がってきたらブロックがついていても決めきるのが自分の役割。それを果たせなかった。東レとしては初の3冠がかかっていたが、3冠と言うよりはこのチームで1日でも長く試合をしたかった。この1試合にかけるという気持ちが全員にあったかなと思う。正直怪我明けの清水があれだけやってくるとは思わなかった」と振り返った。
小林監督は「バレー界で一番大きなものはリーグ優勝で、その目標を達成して、チームのモチベーションを維持するのが難しかった。また(助っ人外国人選手の)ニコ(ジョルジエフ・ニコラ)の退団が決まっていて、彼のモチベーションもリーグ中より低かった」と3冠の難しさをかみしめた。
清水邦広は「東レのサーブミスに助けられた」深津英臣「なんとしても3冠は阻止する!と思ってやっていた」と試合を振り返った。
越川優は「シーズン最後の戦いで、決勝の2チームに残れたのはよかった。連覇というより、1勝ずつしていって優勝を勝ち取りたいという気持ちで来た。笑って終われるようにやっていきたい」
同じカテゴリの最近の記事
- VC長野・「髙橋藍選手のショートサーブは分かっていてもいい場所にくる」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.17
- サントリー・髙橋藍「比較的ショートサーブを多めにし、ブロックで勝負してブロックタッチを取って切り返す戦い方を意識した」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.17
- SVリーグ・チャンピオンシップ進出会見を開催 SV男女 [SV女子,SV男子] / 2025.04.14
- 日鉄堺BZ・森愛樹「2戦を落としてしまいチャンピオンシップに届かず悔しい」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.12
- 東京GB・伊藤吏玖「レギュラーシーズンを通してクイックとサーブはチームにいい影響を与えられることが多かった」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.12
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.