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インタビュー

2017-05-08 12:00 追加

新監督に聞く 久光製薬スプリングス・酒井新悟監督

SV女子

s_F0A7398──これから、次に向けて、酒井監督が加えていきたいところはどういう部分ですか。

酒井:今やっていることはいいことだと思うので、いい部分は残しつつ、私が男子出身なので男子の中から取り入れられる部分、パワーやスピードというところは少し加えていきたいと思います。筋肉バリバリということではなくて、スピードのパワーをつけていきたい。攻撃の枚数も増やしたいですね。センターのパワーバレーにもなってきていると思うので、そういった中で世界を目指せる人材をたくさん育成して、当然チームとしてもそれをまとめて勝っていきたいと思いますし、どんどん代表で活躍できる選手を輩出したいという思いはあります。

──その全日本ですが、久光製薬スプリングスから選ばれている選手(長岡望悠、新鍋理沙、岩坂名奈、石井優希、野本梨佳)へエールを。

酒井:全日本の監督が久美さんになるということは、久美さんのバレーを一番知っているうちの選手たちが全日本でもしっかりとチームの中心となって、初年度なのでチーム作りをしてほしいと思います。当然そうなれる力はあると思っていますので、軸になれるように頑張ってほしいです。

──長岡(望悠)選手にはどんな言葉を。

酒井:慌てず、自分の今すべきこと、リハビリをしっかりして、ある意味けがをする前よりもメンタリティーもフィジカルもいい状態で復帰してほしいと思います。チームにとっては必要な人材なので早く帰ってきてほしいですが、将来のある選手ですし、東京オリンピックがあるので、ただただ慌てず、しっかりじっくりリハビリをして鍛えて戻ってきてほしいです。

──この経験をプラスにしてほしいです。

酒井:ほんとそうですよね。人間的にも成長できると思うので、プラスに考えてほしい。

──中田監督ということで、全日本との連携も取りやすいですね。

酒井:そうですね。久美さんと1シーズン一緒にやらせていただいたので、考え方を共有したり協力体制も取っていきたいと思います。私も久光製薬スプリングスに来る前はアンダーカテゴリーではありますが、「Team CORE」男子の監督として日の丸をつけて戦うということは経験させていただいてますので、東京五輪でメダルを取るためのチーム作りに協力できるところがあればしっかりと協力して日本のバレーのためにも仕事をしていきたいという思いはあります。

──中田監督から言葉はありましたか。

酒井:いつも、「任せたよー」と、そんな感じです(笑)でも、「4年後を見据えてなんて言っていられない」と言われていたので、毎年が勝負だと思いますし、そんな久美さんの思いを選手たちも持って、1年1年大事に過ごして戦ってほしいと思います。

──男子も新たに中垣内さんが監督になられました。男子もやっぱり気になりますよね。

酒井:もちろん。メンバーを見ると男子の方が若返ったのかなと思います。ガイチさん(中垣内監督)にも頑張っていただきたいですが、私が携わってきた選手たちがシニアに入ってくるので、ずっと一緒にやってきた小野寺(太志)、大竹(壱青)、久原(翼)ら若い選手たちもシニアの代表として活躍して結果を残せるように頑張ってほしいです。ある意味今は応援団ですが、彼らのこともしっかりと見ていきたいと思います。

写真:久光製薬スプリングス提供

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