2017-08-22 14:20 追加
全日本ユニバ女子 アメリカをストレートで下し、白星発進
ユニバーシアード大会 女子の結果
SV女子 / 全日本代表 女子 / 大学バレー 女子
「第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北) 女子バレーボール競技」は、21日、台北(チャイニーズタイペイ)で予選リーグ第1戦が行われ、日本はアメリカをストレートの3-0(25-22、25-8、25-16)で下し、初戦を勝利で飾った。
日本のスターティングメンバーは、今村優香、山内美咲、横田真未、杉郁香、柴田真果、井上愛里沙、小島満菜美。
第1セット、今村のレフト攻撃や山内のライト攻撃などで4-1と好スタートを切るも、相手エースにライトから連続で決められ、5-6とリードを許した。しかし、その後、井上の強弱織り交ぜた冷静なスパイクと杉のブロード攻撃などで15-9とし、完全にペースを掴んだかに見えた。ところが、アメリカの高いブロックが徐々にプレッシャーとなり、日本のミスが目立ち始めると、16-14と追い上げられる苦しい展開に。今村と山内の軟攻などで応戦するも、相手エースの破壊力あるバックアタックを防ぎきれず、ついに20-21と逆転を許した。この厳しい局面で井上がサービスエース、そして全員の粘り強いディフェンスから相手の連続ミスを誘い、25-22と再逆転で第1セットをものにした。
気を引き締めて臨んだ第2セット序盤、前後に揺さぶるサーブによって相手のスパイクミスを誘い、7-4と主導権を握った。ここでセッター・柴田の3連続を含む4本のサービスエースや井上のブロックポイントなど、怒濤の11連続得点で18-4と一気に突き放す。終盤も途中出場の丸尾遥香のサービスエースや、山内や井上のコート中央からの攻撃など、集中力を切らさずに理想的な展開で試合を進め、25-8と大差をつけて2セット連取に成功した。
第3セット序盤は山内のライト攻撃などで6-1、さらに今村のスパイクで8-3として1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。9-4から今村のサーブで相手のレセプションを崩し、リベロ・小島の正確なパスから山内のバックアタック、柴田のツータック、井上の速いレフト攻撃、杉のクイックと多彩なコンビネーション攻撃を展開し、6連続得点で15-4とアメリカを引き離した。中盤以降も途中出場のキャプテン・小田桃香の速いサイド攻撃を起点に、横田のブロード攻撃や野嶋華澄のサーブ、さらには2枚替えで起用されたセッター・塚田しおりとオポジット・村永奈央の活躍もあり、25-16でアメリカを圧倒した。
日本の次戦は、22日13時(日本時間14時)より、タイと対戦する。
同じカテゴリの最近の記事
- 福島県、北海道の代表校が決まる。北海道は男子の札幌大谷、女子の旭川志峯が初出場 春高バレー都道府県大会 [高校バレー 女子,高校バレー 男子] / 2024.11.22
- 1月25・26日開催のオールスターゲーム出場選手が決まる。得票数最多選手は男子が小野寺太志(サントリー)、女子は山田二千華(NEC川崎) [SV女子,SV男子] / 2024.11.22
- 元日本代表セッター・宮下遥さんがSVリーグで解説デビュー。「岡山の成長著しい2人のセッター、濱田真友と妹尾紗香に注目してほしい」 [SV女子] / 2024.11.21
- 石川祐希所属のペルージャ、グロッタッツォリーナに快勝し、開幕8連勝。MVPの石川「アタックとレセプションは前回の試合よりも修正できた」 イタリア1部 [Others,全日本代表 男子] / 2024.11.18
- 埼玉上尾が首位に浮上。Astemo、NEC川崎、東レ滋賀、SAGA久光はホームで連勝 SV女子 [SV女子] / 2024.11.18
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.