2017-08-26 15:15 追加
全日本ユニバ女子 フィンランドに3-1で勝利し、ベスト4進出
ユニバーシアード大会(女子)の結果
SV女子 / 全日本代表 女子 / 大学バレー 女子
「第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北) 女子バレーボール競技」は、25日、台北(チャイニーズタイペイ)でクウォーターファイナルラウンド(1-8位)の試合が行われ、日本はフィンランドと対戦。3-1(22-25、25-19、25-13、25-22)で勝利し、ベスト4進出を決めた。
日本のスターティングメンバーは、今村優香、山内美咲、横田真未、杉郁香、柴田真果、井上愛里沙、小島満菜美。
第1セット序盤、日本のサーブレシーブが乱れると、相手ライトエースに連続で決められ、1-4と苦しいスタート。そこから杉のブロード攻撃、相手のミス、井上の軟攻で6-6と追いつくものの、相手の高いブロックや高い打点からのサーブに苦しみ、6-11となって日本はタイムアウトを取った。その後、井上、山内、今村のサイド攻撃でサイドアウトを取 るが、サーブミスやスパイクミスが続いてリズムを掴めず、10-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。中盤以降も今村、井上のレフト攻撃と山内のライト攻撃で応戦し、15-17、20-22、22-23と、あと1歩まで詰め寄るも、最後まで日本のミスによって連続得点を取りきれず、22-25で今大会初めてセットを失った。
第2セット序盤は第1セットと同様に、日本のスパイクミスとサーブミスが続き、相手ライトエースの攻撃も防ぎきれずに8-10と重苦しい展開となった。その後、横田の思い切りのよいサーブで相手を崩し、14-11とこの試合初めて日本がリードする。さらにブロックでワンタッチを取り、柴田の速いトスを井上が連続で決めて18-13とするも、今度は意地を見せた相手ライトエースにフロントやバックから得点され、19-18と1点差に迫られる。しかし、終盤は狙いを定めたサーブで相手を崩し、苦し紛れのフェイントを今村と山内が確実に決め切り、24-19に。最後は杉が相手エースを止めて25-19で苦しいセットを奪取した。
第3セット序盤は今村と相手エースの点の取り合いで互いにサイドアウトを繰り返し、8-7で最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。ここで山内が速いサーブで相手を崩し、リベロ・小島が好レシーブでつないだボールを井上が連続で決めて12-7、さらに山内のライトからのバックアタック、今村のプッシュなどで16-10と差を広げた。中盤以降、疲れからか相手の足が完全に止まり、2枚替えで起用された塚田しおりのサービスエース、村永奈央のライト攻撃、途中出場の小田桃香のサーブなどで25-13と圧倒した。
第4セットは開始早々、井上の好パスを今村がブロックアウト、中に切り込んでのインナースパイク、技ありの軟攻などバリエーション豊かな攻撃で得点を重ねる。しかし、フィンランドはこれまでと違ってクイックを中心とした組み立てでサイドアウトを取り、13-12と一進一退の攻防が続いた。ここでサーブとブロックを修正した日本は、杉のプッシュ、横田のダイレクトなどで加点、さらに疲れの見えた相手エースのスパイクミスも重なって21-15と抜け出した。24-20から必死の粘りを見せるフィンランドに25-22まで迫られたが、最後は今村がレフトから打ち込み、25-22でゲームセット。ベスト4進出を決めた。
次戦は、26日(土)20時 (日本時間21時)より、チャイニーズタイペイとセミファイナルラウンド(1-4位)を戦う。
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