2017-09-16 23:06 追加
グラチャンバレー イラン戦後会見 中垣内監督 大竹 山本 藤井「失うものが何もないので、明日は世界一に勝つために全力を尽くす」
全日本代表 男子
大竹壱青
今日の試合通して、まず1セット目は自分の勢いがあり、自分たちのバレーができた。2、3,4と相手の対応が良くなり、サーブで崩されて相手に流れが言ってしまった。まだまだできると思う部分はある。自分自身を鼓舞できるようにしていけたらと思う。
藤井
1セット目とそれ以降では全く違うバレーになってしまった。そういう粗さが敗因。一本一本の精度が大事になってくる。
山本
得点に直接結びつかないミスなど、精度がイランより下だった。明日反省点として、もっと精度のあるバレーをしていきたい。
――今日スパイクの面でイランのディフェンスについて考えたこと。サーブについてジャンプサーブとフローターを使い分けた基準。
大竹
どのブロックに対してもそうだが、長いコースに打てば、通過点が高くなる。真下に落とすとドシャットされる。長いのを打つことを意識していた。
サーブについては、最初はジャンプサーブを打っていたのですが、ベンチ側から指示が出てガエミ選手を狙った。途中で相手の(サーブレシーブの)シフトが前に上がってきたところで変えたりしていた。
――今シーズンずっと戦っていて、相手のレベルもあるので一概にはいえないが、ワールドリーグや、世界選手権予選、アジア選手権ではメンタル面でも良かったと思うが、今との違いを。
藤井
メンタル的には全然違います。今までやってきたことが当たり前にはできなくなる。劣勢に立たされる。そういう場面に立たされたことがないので、自分のプレーができなくなることがある。そういうときにも自分のプレーができるようにしたい。
大竹
今までやってきた相手とはレベルが違った。今までのチームよりも、通用していたプレーが通用しないし、こちらの対応もできなくなった。考え方を変えていかないといけないなと感じました。
――イランのジャンプフローターサーブをレセプションとして、今までのVリーグとどう違ったか。サーブポイントを何本かとっていたが、終盤とれなかったのは。
山本
日本人と外国人のジャンプフローターは、個人的には対して変わらないと思います。この大会、国際大会も初めてなので、気負っちゃった部分がある。集中力が切れてサーブポイントをとられた。
サーブに関しては、自分としては、入れていくということはできず、どんなときも攻めるようにしていた。終盤でも序盤でも変わらない気持ちで打ち続けた。
――最終日、世界1のチームブラジルに対する挑戦を聞かせてください。
大竹
トップの中のトップのチームだと思うので、自分たちも違うバレーをしないといけない。自分たちのバレーをやれば勝機がある。
藤井
失うものが何もないので、世界一の相手ですけど、世界一に勝つために何をするべきか、気持ちは熱く頑張りたい。
山本
相手どうこうではなく、自分たちがどれだけ質の高いバレーができるか。集大成となるようなバレーができればと思います。
写真:FIVB
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