2017-09-22 12:00 追加
柳田将洋渡欧会見 後編「代表をこれまでやってきて、これからもやっていくために必要なこと」
Others / 全日本代表 男子
——改めて海外に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。
柳田:代表これまでやってきて、これからもやっていくには必要と思いました。そういう評価されることが全てではないですけど、やっぱり代表に残るためには…というのはありました。前々からあった危機感からこういう決断に至った。
——東京五輪に重きをおいていますか?
柳田:この時期、近い将来なので、あまり遅れてしまうと、環境に適応してしまうだけで終わる可能性もあったので、このタイミングでいけたのは大きかったと思う。
——大会が終わって、コンディションはいかがですか?
柳田:特に悪くない。痛いところもない。
——ビザは?
柳田:向こうで取る準備してあります。就労ビザです。
——大会中はウェイトとかする時間はなかったと思うが?
柳田:向こうにいるアスレチックトレーナーが、トレーニングコーチがいるので、どんな方針でやるのか、改めてコミュニケーションをとりたい。リーグまで体が整えなくちゃいけないので、開幕に出られるような体を作らないといけないと思っている。
——住居は?
柳田:チームが準備してるところに。借り上げのマンションです。
——例えば炊飯器は持っていく?
柳田:ないです(笑)そういうのとか、ご飯食べたいですけど、向こうの食事に多分適応しないと、厳しいと思う。街が田舎なんで、例えばフランクフルトみたいに大都市で日本人もいっぱいいると本当にいいと思うが、そこまで期待しちゃうと、物がなくて結局使い物にならないという可能性も高いわとこともあったので、もとよりパッケージの限界もありましたし、そこは高望みしないで、向こうは向こうのものを食べられるようにしたい。
——どうしても持っていきたいものってある?
柳田:いや、今のところは、バレーボールするもので持っている。何だろう。味噌汁くらいですかね。本当ちょっとです。今回はスーツケースにリュックサックだけです。あとは送ってもらったり持ってきてもらいますが、そんなに多くはない。
——食事は三食ついてる?
柳田:そうです。休みの時は自分でやる。なんとかするしかないと思う。
——専属通訳は?
柳田:ついてないです。練習の時は、自分で頑張るしかないです(笑) 楽しみな部分もあるし、コミュニケーションの部分は不安ですけど、そこも最初慣れれば、自分から受け入れる時もあるだろうし。今回のブランともそこまで返すことはできなかったけど、返事して自分でこうしたいというのは簡単には言えるようにはなったので、聞くことができれば、なんとかなると思う。
——高校や大学での英語の成績は?
柳田:悪かったです(笑)がんばります。大学は必修ではなかったので。甘んじてました。
——イタリア「タイワン・エクセレンス・ラティーナ」所属する石川祐希選手とチャンピオンズリーグとできたらいいですね。
柳田:(到着後に)向こうでラティーナとやるんですよ。彼のいないラティーナですけど(笑)シュールですね。
取材・写真:大塚淳史
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