2017-11-20 17:30 追加
サントリー 新主将に聞く 米山達也「目標は優勝です!」
新主将に聞く
SV男子
バレーボールの2017/18V・プレミアリーグ男子は10月21日、東京体育館で開幕。サントリー・サンバーズは昨季、ファイナル3進出に王手をかけながらあと1ポイント、1セット届かず4位に終わったが、今季は元日本代表で2006/07シーズン優勝に貢献した荻野正二氏を新監督に迎え、チームスローガン「つなぐ」を掲げ、一丸で王座奪回を目指す。新しくキャプテンに就任した米山達也選手にリーグへの意気込みを聞いた。
──チームの状態はどんな感じですか。
米山達也(以下、米山):強化合宿や韓国遠征でチームのいい所悪い所が見えました。その良かった部分はそのまま継続して悪かった部分をどうやって改善していくのか、しっかりとチームで話し合ってコミュニケーションを取っでいます。僕がキャプテンですが、誰がキャプテンシーを発揮してもいいので、上とか下とか関係なしに言いたいことを言おう、「こうやった方がいい」「これじゃダメだ」と気づいたら、誰が言ってもいいから止めて言ってくださいと。そういった部分は成長が見えます。
米山:そうですね。練習の初まりや終わりに積極的に集まって、議題に上がったことをそこで話しています。納得いかなかったことはその日のうちに解決する。次はこういうふうにやっていきましょうと。そんなふうにいい感じでコミュニケーションできているので、あとはそれがリーグ本番でちゃんとしっかり出せるように詰めていきたいと思います。いいゲームができるようしっかりやっていきます。
──いい所、手ごたえを感じているところはどんな所でしょう。
米山:(監督の)荻野さんがブラジルで勉強をして帰ってこられて、近畿総合(サントリーサンバーズは2連覇を達成)や遠征でも日本人にはない発想のプレーを出したときに、相手が意表をつかれるような場面がけっこうあったので、そういう部分をリーグでも出せたらいいなと思います。
──日本人にはない発想、具体的にはどのような?
米山:チャンスがあったら別に「3本目にスパイク」ってこだわらない。攻撃もバックも何でも、真ん中だけじゃなくどこからでも積極的にいろんなことを考えながらやっていくということにチャレンジしているので、しっかり詰めてリーグでもやっていきたいと思います。
──それは楽しみですね。今季、チームとして一番意識していることは?
米山:チームスローガンが「つなぐ」で、練習から荻野さんが「ディグをしつこくしつこく拾ってつなぐ」と言っていますし、ディグを上げるだけじゃなく、その上げたボールをちゃんとしっかりトスにできるのかどうかを追求して、最後のスパイカーはそのトスをちゃんと決められるのかミスをしたらどうなのかという所まですごく厳しく詰めてやっているので、はい、「つなぐ」です。
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