2017-12-15 08:00 追加
天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド前日記者会見を開催
天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド 前日記者会見
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平成29年度 天皇杯・皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンドの出場チームの監督と選手による前日記者会見が14日、都内で行われた。
会見への参加チームは、東レアローズ(男子)、久光製薬スプリングス、筑波大学(男子)、青山学院大学(女子)、鎮西高校(男子)、金蘭会高校。
昨年度の男女の優勝チームである東レアローズの小林敦監督から天皇賜杯、久光製薬スプリングスの酒井新悟監督から皇后賜杯が、日本バレーボール協会会長の嶋岡健治氏に返還され、その後、嶋岡健治会長の挨拶の後、各チームの監督、選手が抱負や意気込みを語った。また、会見の最後は八田茂専務理事からの挨拶で締めくくられた。
■嶋岡健治会長
この天皇杯・皇后杯はまさに日本のバレーボールのすべてのカテゴリーの日本一を決める大会です。そういう意味ではいちばん権威のある、またそれぞれのカテゴリーでトップを争うという非常に重要な大会となっていることは言うまでもありません。そのような中でV・プレミアのチームが絶対有利というような前評判もあるようですが、こういう大会から若いチームや若い選手たちが出てくれることが2020年に迫った五輪のいちばんの活力になるのではないかと思っています。ぜひ、参加チームの皆さんは日本一を狙って1戦1戦大事に戦っていただきたいと思います。
2020年に東京五輪が開催されるにあたり、何としても日本バレーがいい成績をおさめなければならないという時に、これから一番求められるのは、若い世代の選手たちが出てきてほしい。または育てていかなければならない。その意味での大事な大会になると思いますので、選手たちにはそのことをしっかりと胸に刻み、頑張っていただきたいと思います。もちろん、プレミアの選手たちは「我々はやっぱり一番だ」というのを見せつける。そういう気持ちがぶつかりあうような大会となり、ぜひ盛り上げていただきたいと思います。いちばんいい形で大会が終了できるように皆様方にもお願いしながら、今年のご挨拶にさせていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
■八田茂専務理事
天皇杯・皇后杯は、日本一を決める大会であり、下のカテゴリーが上のカテゴリーを食うということも起こり得る大会です。数々のチームのドラマを明日から24日まで観ていただき、「バレーボール、なかなか面白いじゃないか」という気運を高めていけたらと思います。2020年に向けて、年明けには春高バレーもありますし、来年は国際大会ではネーションズリーグも始まります。また、秋には世界選手権等もあり、我々としてはバレーボール界を挙げて、「バレーボール、面白いよ」というムーブメントを起こしていきたいと思っています。選手や監督さんたちも同じ思いだと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
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