2018-01-15 08:00 追加
サントリー荻野監督、内定・大宅に「全てに惚れた」
SV男子
東レ新人・戸嵜「ハイボールの打ち切りは通用した」
小林敦監督
今日の試合は散々でした。ギャビン(・シュミット)がいないことで、攻撃力、ディフェンス力ともかなりチームとしては減退するところで、それをしっかり補うようなプレーの精度だったり、粘り強さが気力だったりとか必要だったと思うんですが、わかりやすいところだと、コンビネーションの精度が低かったんで、ミスをしてしまっていてなかなかチーム力を発揮できず、サントリーさんはセッターが変わったことで、ウィングスパイカーの攻撃が増えたんですけど、そこで本来、ギャビン・藤井のところを米山・藤井が封じることになったんですけど、そこが封じきれなくて、かなり厳しかったなという印象を持っている。練習、ゲームはまだあるので、どういった戦い方がベストなのかさぐりながら、チーム作りをしていきたい。
——ギャビン選手は右足首捻挫? 全治どれくらい?
小林監督:そうです。全治ですか、2日くらいだったらいいんですけど。はっきり言えるのは、ファイナル6には間に合う戻れる程度です。3レグは怪我の程度で、戻れる可能性もあるけどまだわからない。
——今日のメンバーは?
小林監督:若い選手を中心に構成して、若くて、攻撃力があってと。ギャビンの攻撃力を補うような構成で臨みました。
——1セット目、鈴木悠二選手を早い段階で星野選手に代えましたが、なぜ。
小林:あれは戦略的で、鈴木はサーブがいい選手で、サーブを打たせてすぐ星野に代えて、終盤、またあのポジションでまただいたい20点で回ってくるんで通常は。20点以降は鈴木のサーブを打たせて複数ブレイクが取れればいいなということで、2人で1人みたいな戦略的にいきました。
——交代の使い方が…。
小林:今日は色々とやりましたけど、やることなすこと。うまくいった場面もありましたけど、基本的には何やってもダメでした。以上です。
(ここで選手たちがきて、先に会見)
高橋健太郎:初めてスタメンで出していただいて、結果を掴むために一生懸命頑張ろうかなと思って入ったんですけど、本当に能力を欠いてしまって、これでチャンスを逃したな、しっかり努力していきたいなと思いました。
戸嵜嵩大:ギャビンが怪我をしてしまって、チームの勢いが衰えてきてる時に、日本人選手だけで勢いを上げて行こうというにも関わらず、思い切り渡しきれなかったなというのがあって、ギャビンのために自分たちも入っているのに、結力を出すことができなくて、それがチームの敗因につながったかなと思います。
藤井直伸:先週がギャビンが怪我した後に作ってきた練習の成果が出せなかったのが非常に悔しいかなと思う。本当に全然勝負できるチームを作ってきたつもりだったのが、僕自身がいつでもありますが、非常に悔しいです。
——藤井選手に。ギャビンがいなかったということで、かなり攻撃の、どこに上げようかと迷われていたり、トスが合わなかったケースが散見したのですが、試合中、どこを中心に組み立てていこうというのがあったんでしょうか。
藤井:ギャビンが怪我したことによって、今までギャビンを頼ってきた部分もあったんですけど、その反面、僕自身いろんなバレーができるなという楽しみもあった試合だったんで、なおさら試合で勝てなかったのが悔しい。試合と練習じゃシチュエーションが違ってくるのですが、シチュエーションに対応できなかったのがこういう試合になってしまった。僕の中ではある程度ブロックが絞られるというのは想定内だった。それでもそれを上回る攻撃力がこっちにはあると思っていたので、そこを生かしきれなかった。今日の敗因になります。僕のミスで今日を試合を落としてしまったなと。
——戸嵜選手。Vリーグの試合にこれまで出た感想をお願いします。
戸嵜:年明けからスタートから出していただいて、1セット目はあまり調子が出なかったんですが、本来そこで変えられてもおかしくない状況で、小林監督に最後まで使っていただいて、取り返そうという気持ちで広島大会は終わって、今週はギャビンの穴を埋めるために攻撃力を自分で補おうと言われていたので、自分が決めなきゃなという気持ちで試合に臨んでいました。
——自信はついていますか。
戸嵜:まだ慣れてない部分もあるんですけど、少しずつ、最初はゼロだったものが、1、2とついてる感じはします。
——高橋選手に。先週途中から出て、今週はスタートから。先週は活躍していたが。
高橋:先週は本当にたまたまだったのかなという思いで、今週くらいなのが自分の実力なのかなと。勘違いしていたのかな。本当に不甲斐ない試合を見せてしまって、本当にモチベーションをあげないといけない試合だったと僕は思っていたので、今レグにかけて。そういう面では本当に足を引っ張ってしまったなと。
——監督にききたいのですが、場合によっては、米山選手と戸嵜選手のポジションを入れ替えてもよかったのではと思ったのですが。戸嵜選手の攻撃力を活かすために。
小林:それも後の祭りなんですけど、戸嵜をまたオポジットに配置していたらどうなっていたのかなと、やってみたかったなとは今になっては思います。試合の中でもそういう発想は湧いてきたんですけど。先週の堺戦では一度試したんですけど、彼の場合は、オポジットやるよりはウィングスパイカーとしてレフトサイドで打たせた方が、先週のリーグでは高い決定力を発揮したので、力を発揮させるためにはそっちの方がよかったかなと思いました。今日の試合に関しては、オポジットも無くは無くなかったかなと思います。
——基本的には戸嵜選手はレフトに入ったとしてもレセプションを免除させるんでしょうか。
小林:そうなんですよ。若い子にはスパイクを打たせて、役割的にはオポジットなんですけど、よりレフトサイドの方から打たせるケースが多くなるので、そちらの方が決定力が高まるかな。まだ一緒にやり始めて2、3週間しかたっていないので、まだ彼の能力を発揮させきれない。
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