2018-01-15 08:00 追加
サントリー荻野監督、内定・大宅に「全てに惚れた」
V1リーグ 男子
小林監督「新しい力を試して、手詰まり感を打破したかった」
——内定選手を練習2、3週間して、そこで起用するリスクがあると思うのですが。
小林:ハイリスクハイリターンで、リターンを欠いてしまっています。天皇杯まで戦って、ある程度チームとして固まってきたところもあるし、手詰まり感もあった。そこを打破しするために、新しい力を試してみて、その力がチームに勢いを与えてくれるのでなかろうかと。ハイリスクですけど、大きなリターンを得られるのではないかといったところで、戸嵜、高橋、先週は井手も入れてますけど、そういう起爆剤的に彼らが入ってくれればと思っている。高橋に関しては反省の弁ばかりでしたが、先週は化け物みたいな活躍してくれましたし、今日の試合ではそこまで力を発揮しなかったですけど、持ってるものは本当にすごいものがある。まだコンスタントにそれが出ないだけであって、コンスタントに出るようになれば、注目される日本のスーパーミドルになってくれると思う。反省することも大事ですけど、持っているものもすごいということも、隣に。(座る高橋へ)大丈夫だよ。
——ナイターゲームで、普段と違ったものはあったか。
藤井:特に感じたことはそこまでないんですけど。やっぱり試合はいつからやるか関わらず、いつでも自分たちのベストな状態を、個々でやる必要はあるけど、僕自身は全日本で去年で何度かナイターゲームを経験させていただいたんで、あまり違った感じはない。他の選手は何かあったかもしれません。
小林:違うタイミングなんで、いろんなことがやりにくかった。予算的な問題だけなんですけど、ホテルのチェックアウトが早くしないといけないから、ちょっと間延びしてゲームを迎えたというところも、今となってはいつも通りのタイムスケジュールでやっとけばよかったなとこれも後の祭りなんですが。そういったところも含めて、普段と違う準備をしたことが、結果的にうまくいかなかったがわかったんで、次もしやることあれば、変えていきたいなと。
——高橋選手と戸嵜選手に。自分の中で自信がついた部分、もっと変えていかないといけないなという部分はありますか。
高橋:自分はスパイクを打つことが好きなんで、自信があって、その自信がまだまだ足りなかった。練習内容が足りなかった。準備が足りないというか、シチュエーションが足りてないので、今後しっかりしていかないといけない。
戸嵜:自分はハイボールの打ち切りには高校、大学では自信があって、プレミアではそこは通用している部分はあるかなとは思う。強打をコーナーに打ち切るという意識でほとんどやっているので、もっとブロックワンタッチを狙ったり、技術面の上達をこれから課題にしていかないといけないかなと。サーブも入れば、すごくいいサーブが打てるんですけど、継続率が低いので、継続して強いサーブを打ち続けられるようにしなければいけない。サーブキャッチをもっと正確にして守備でも貢献できるようにしなければならないと思う。
取材、写真:大塚淳史
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