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会見・コメント

2018-02-25 09:53 追加

逆転優勝に向け「良いバレー」の模索 -2017/18V・チャレンジリーグ2旭川コメント(1)

V男子

『生き方』を凝縮したバレーボールを伝えたい

奈良NBKドリーマーズ・鹿谷明生監督談話

奈良NBK・鹿谷監督

2/24第1試合、3位近畿クラブをストレートで破った直後にお話を伺った。最終日ヴォレアス北海道と対決する。

--連敗を5で止める勝利、おめでとうございます。

ありがとうございます。

--きょうの勝因としてはどのようなところが挙げられますか

エースの上(うえ、#15)がけっこう安定していたんですが、ディグがよく上がっていて。
うちはブロック力がそうあるチームではないんですが、サーブで崩してディグで引っ掛けて、得点を重ねるという流れが出てくると(いいパターンになる)。ここまでストレート負けはそんなにしていなくて(ここまで12敗のうちストレート負けは5回)、1セットは取れるんですけど、そこから続けていくという安定性に欠けていたんで……。それが一番の勝因です。

--第2セットはビハインドからの逆転で粘り、39-37で取りましたが、そういうセットを取れたというところでしょうか。

自分の分析としては、近畿クラブはリベロ(#16大原)やレシーバーで出てくる選手ももともとリベロ出身で(#17帖佐)上手いので、ジャンプサーブや速いジャンプフローターには強いんですけど、緩めのサーブとかに関しては逆にリズムを崩す傾向があるかなあと。ですから、うちもセンターを途中で替えたあたりから…もともと出ていた17番の碩(せき)は早いサーブを打つしブロードが得意ですけども、あとから入れた14番の久堀(くぼり)はどちらかというとBとかAが得意で、サーブもどちらかというとゆるいサーブへシフトすることとなり、結果的に上手くチェンジ・オブ・ペースが出来たのかなと思います。

--明日はヴォレアス北海道と対戦することになりますが、どのように戦っていこうと思いますか。

1回目(12月9日に対戦しヴォレアスが3-0で勝利)もかなりジャンプサーブで圧されてしまったんで、明日はリベロの配置を入れ替えたり、万全に守備を固めてチャレンジしたいなと思います。実力的にはヴォレアスのほうが上だと思うので、まず守りを固めて突破口を開いていきたいと思います。

--今回、旭川会場で初めて奈良NBKを見るという方に、どのようなところを見てほしいと思っていますか

もともと我々は企業が母体であるわけでもないですし、国体などで強力に推進されたチームでもなくて、純粋にバレーボールが好きでバレーボールに人生を賭けたいという若者とか仲間が集まったチームです。みんなの「生き方」を凝縮した、そういうバレーボールが表現できれば、なにか伝えることが出来るのかなと思っています。

--旭川大会の印象をお聞かせください

運営面など素晴らしく、僕らも学ばせていただかなければいけないと思っています。僕らも3年目なのですが、(ヴォレアスは)初年度に加入されていろいろなことが手探りで模索されていると思って、その中でこれだけ盛大にやられているし、どんどん上に上がって行かれると思うので。ひとつひとつチャレンジャーですし、僕らもひとつひとつ学んでいきたいと思っています。

--明日はリーグの最終戦でもありますし、良い戦いを期待しています

いけにえの子羊にならないよう、頑張りたいと思います。

--ありがとうございました。

 

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