2018-02-28 18:00 追加
新主将に聞く ヴィクトリーナ姫路・河合由貴(前編)「やっと戦えるチームになってきました」
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──面白いですね。では皇后杯の経験も含めて成長段階のヴィクトリーナのチームについて、改めて教えていただけますか。
河合:2016年の発足時は3人(河合、片下恭子、筒井視穂子)からのスタートで、それから6人増え、10人、11人とどんどん増えて16人になりました。最初は「これ練習に入るのかな」というような練習ばかりしている感じでした。人数が集まってほんとによかった。けっこう長く3人でやっていて、集まるのかな、うまくいくのかなという不安の方が強かったので。ブロック予選を勝って天皇杯皇后杯のファイナルラウンド出場が決まったときは、ほんとに嬉しくて、久しぶりにこんなに嬉しい! よかった! って思いました。
──キャプテンになってからはどうですか。たいへんなことも?
河合:近畿総合(昨年9月の近畿総合選手権大会)が終わってキャプテンになったのですが、チームになっていない感じで……何もできずに終わった、チームになりきれずに負けた感じだったので、そこから天皇杯皇后杯のブロック予選まではほんとにきつかったというか……どうしたら(年が)下の選手を引っ張っていけるかな、どうしたらもっとチームになれるかなといろいろ考えて、下の選手にも厳しく言ったりしていたので、すごく悩みました。今のチームは年齢層が幅広いので、中堅として上の選手と下の選手をつなぐ役割もあって……。
──そこからよくなっていったきっかけはいつだったのでしょう。
河合:やっぱり天皇杯皇后杯のブロック予選が一番大きかったです。1回戦は高校生(近江高校)と対戦して、“負けるかも”みたいな感じの場面もあったのですが、メンバーチェンジで入った選手が活躍して勝てた。次の2試合(千里金蘭大学、帝塚山大学戦)も代わった選手が頑張ったので、やっとチームになったなとそのとき思いました。みんなもそう思ったと思います。そこから、チームになれたと思います。
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