2018-05-18 17:59 追加
ネーションズリーグ女子 ブラジル大会 日本対ドイツ戦 現地レポート&コメント 中田久美監督「堀川がムードを盛り上げ、活躍してくれて嬉しい」
全日本代表 女子
試合後のコメント
■中田久美監督
2敗してからの最後の試合ということで、気持ちの切り替えだとかチームの雰囲気など難しい部分がありました。常に全力をつくすということ、2敗を無駄にしないで戦わなくてはいけない。そういう状況で、序盤に堀川がうまく雰囲気を作ってくれて、活躍してくれて嬉しいです。初めて全日本に入った選手、ブラジルで初めての試合をする選手もたくさんいますが、こういった雰囲気の会場の中で試合をすることが、アウェーでものまれないようになる経験だと思います。来週も日本で厳しい戦いになりますが、戦う姿勢を忘れずにしっかり頑張っていきたいです。
■石井優希選手
初戦のセルビアは練習してきたことが何もできなくて、でも日に日にチームも良くなって、感情もしっかりだせて、今日はチームとしての一体感というのがすごくでたと思います。サーブは国内でも世界でも狙われますが、自分がしっかりどうにかしないと勝てないと思います。苦しみながらでも、紗理那(古賀)が2段でも何度も決めてくれたのですごく助かりましたが、私が入ったポジション的にも、日本がやりたいバレーをするには、Aパスを返さないといけないと思うので、もっともっとサーブレシーブの技術を磨いていきたいと思います。
■堀川真理選手
今日の1勝はとても嬉しいです。1、2セットは自分のパフォーマンスがうまくいったと思いますが、3セット目以降、相手のブロックにつかまりだしました。試合中に久美さんから足の出すタイミング、助走が地に着くタイミングがだんだん遅れていると指摘されました。気づいてから終盤また決めることができ、試合中に修正できたのは良かったと思います。疲れてきたのか、様子を見ながら入ってしまったのか、勢いが無くなったというのは自分でも分析しないといけないと思います。3セット目みたいに自分が決めないとチームが苦しくなるので、試合を通して安定したプレーができるようにしたいです。
■岩坂名奈選手
2試合負けたあとに勝てて、チームとして自信につながると思いますが、内容としてはまだまだな部分があるので、自分自身のプレーを含め、次のラウンドに生かしていきたいです。もう一度切り替えて、この1勝を無駄にしないように勢いを切らさず、日本での3試合に頑張りたいです。
■フェリックス・コスロウスキー監督(ドイツ)
初戦ドイツの若い選手がブラジルに勝つことができて嬉しかったですが、次のセルビアには技術も体力も負けていました。日本はこの3日間でどんどん調子を上げてきました。2番(古賀)と19番(堀川)が良かったと思います。日本は毎日、選手を代えてきて、今日はドイツに19番というすごい隠し玉を用意していて、参りました。日本にはいつも驚かされます。
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