2018-05-30 11:44 追加
ネーションズリーグ女子大会 日本がイタリアにフルセットで勝利。黒後愛がチーム最多得点をあげる
ネーションズリーグ女子 予選ラウンドの結果
全日本代表 女子

バレーボールネーションズリーグ女子大会は、29日、香港(ホンコンチャイナ)で予選ラウンド第3週、第1戦が行われ、全日本女子はイタリアと対戦。3-2(20-25、25-23、20-25、25-23、15-11)のフルセットで大接戦を制した。この試合では黒後愛選手がチーム最多の16得点をあげた。日本の予選ラウンド通算成績は、3勝4敗。
次戦は、30日、20時20分(日本時間21時20分)から、同会場で中国と対戦する。
イタリア戦の日本のスターティングメンバーは、新鍋理沙、奥村麻依、石井優希、黒後愛、島村春世、田代佳奈美、井上琴絵。
第1セット立ち上がり、日本のサーブが走ってリードを奪うが、イタリアの強烈なジャンプサーブで崩され、7-8で1 回目のテクニカルタイムアウト。相手エース、エゴヌのスパイクやブロックでリードを奪われ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
終盤、ブレイクのチャンスをものにできず、20-25でイタリアにセットを先取された。
第2セット、イタリアのボセッティのサーブで連続ブレイクされ、4-8とリードを許す。 途中、相手のミスもあって10-10と同点に追いつくも、イタリアのブロックに阻まれ、10-12 で日本が1回目のタイムアウトを要求。しかし石井の好サーブで連続ブレイクし、16-14とリードし、2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
終盤、お互いに一歩も引かない展開となり、21-20でイタリアがタイムアウト。再度逆転されたが、最後は日本の連続ポイントで25-23とし、セットを奪い返した。
第3セット序盤は一進一退で進み、8-7と日本リードで1回目のテクニカルタイムアウトに。
しかし、14-14から3連続失点でリードされ、苦しい展開に。19-21でブレイクチャンスを迎えたが、ブロックフォローができず、さらにサーブレシーブのミスから19-23とリードされ、2回目のタイムアウトを要求。最後は相手に速攻を決められてセットを落とし、日本は後がなくなった。
第4セット、日本はセッターを田代から冨永こよみに交代してスタート。相手エース、エゴヌのミスもあって8-6、13-11とリードを保つが、サーブレシーブの乱れから黒後が連続でブロックされ、13-14とイタリアにリードされて日本のタイムアウト。その後は黒後が連続ポイントをあげて22-21と抜け出すと、最後も黒後のスパイクが決まり、25-23で接戦をものにした。
最終セットは相手のミスにも助けられて8-6とリードし、コートチェンジ。日本の粘りで相手のミスを誘い、12-9でイタリアがタイムアウトを要求。最後は石井のスパイクが決まり、フルセットで勝利した。
■寺廻太強化委員長のコメント
監督はじめスタッフ、選手全員が先週の豊田大会、ホームゲームでの反省を行い、とことん話し合ってイタリア戦に臨んだ。その結果、3-2の激戦を勝利で飾ることができた。
次はフルメンバーを揃えた中国との一戦。チャレンジ精神で勝利を目指す。
写真:FIVB

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