2018-06-09 08:00 追加
ネーションズリーグ男子 ブルガリア戦コメント 柳田将洋「下を向くのではなく、前を向いて」西田有志「スタートは緊張したが、それを言い訳にはしたくない」
ネーションズリーグ男子大阪大会 ブルガリア戦会見コメント
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ男子予選ラウンド大阪大会第1戦、日本はブルガリアと対戦し、0-3で敗れた。日本は予選ラウンド通算3勝4敗に。試合後の監督と選手のコメントをお届けする。
日本0-3ブルガリア(14-25、21-25、27-29)
■中垣内祐一監督
正直言うともう少しできるのではないかと、ひょっとすると勝てるのではないかと臨んだ試合でしたが、ウォーミングアップのときから選手の動きが良くなく、試合が始まってからも単調、いい調子という状態から程遠かった。理由として考えられるのは、やはり他のチームよりも、日本に入るのが遅れましたし、移動の面でのビハインドがあったかな。他のチームはメンバーを入れ替えているが、我々は固定していたからかもしれない。ただそれが全てではない。本来ホームアドバンテージがあるはずなのですが、どうもそうではなかった。開始早々相手のサーブ、相手のブロックに非常に苦しめられた。2セット目以降浅野に変えてからレセプションが安定した。
明日の試合についてはどう起用するかは、フィリップと会話をする。
――石川祐希選手の状態を教えてください。また、今大会は試合ごとに2チームであるかのようなスタメンを交互に使っていますが、その意図は。
石川については、膝腰の問題。試合に出せる状態ではないと判断し、外しました。7月の合宿からフル参戦の予定です。
メンバーを試合ごとに入れ替えているのは、単純にコンディションの維持のため。
――スタメンで序盤に外し、後半戻した西田選手について。
西田のみならず、ウォーミングアップを見ている時に黄色信号から赤信号に変わる感じでした。動きがみんな良くなかった。それでそういうスタートになってしまった。それが疲れによるものかは気持ちによるものかはわからない。西田について試合後に喋ったところによると、そんなに疲れてはいないけれども、日本ということで少し緊張しましたと。
■柳田将洋主将
今日の結果はやりたいことができなかった。サイドアウト率も悪いと思いますし、サーブで攻めることもできなかった。僕自身もそう。相手にしたいバレーをさせてしまった。残り二日間まだ日本大会の試合があるので、そこでしっかり修正したい。自分たちのやってきていることは間違ってはいない。下を向くのではなく、前を向いてやっていきたい。
■山内晶大
3セット目からやっと相手と同じ土俵で戦えた。控えの選手を主体にチーム全体でやっと3セット目から戦える状態になった。やっぱりそれを1セット目から出していかなければならない。
明日は今日の3セット目みたいにガンガン攻めていく試合展開にしたい。
■西田有志
今日の自分のスタートは本当に良くなかったし、チームを外から見た時にチームも引き気味になっていた。それが敗因。向こうのエースを乗らせてしまったこともあります。
ポーランドも本当に強いチームですけど、そこにどういうふうに勝ち抜くかということを、今日のこれからの時間の使い方で決まってくると思う。明日は1セット目から思い切って全力で向こうを食いにいかないと勝てないと思う。闘争心をしっかりむき出しにして戦っていきたいと思います。
――柳田さんに。ブラジルからの移動でコンディションも難しかったと思いますが。
移動に関しては非常に長い時間フライトして調整するのは大変でした。時差はしっかり調整はしているので、明日にはもっとよくなっているでしょう。今日の試合で何ができなかったか確認してクリアすることで明日更にいい試合ができると思う。ミーティングで監督コーチからたくさん話もあるでしょう。ポジティブにとらえて、より良い方向に克服しつつ、今日できなかったことも取り戻していきたい。
――西田さんに。中垣内監督が、日本デビュー戦で緊張したと試合後に西田さんが言ったと言われていましたが。
自分の気持ちとしては、戦うつもりだったんですけど、体は緊張していて、最悪な状態からスタートしてしまった。それを外に出て、チームも見れたし冷静になれた。2セット目からは普通に戦えた。緊張してるからという言い訳はしたくない。結果は残念ですけどこういう経験をしたことで明日からは違う自分を出していきたい。
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