2018-08-07 17:03 追加
日本バレーボール協会元専務理事の豊田博氏が国際バレーボール殿堂入り
元JVA専務理事の豊田博氏、国際バレーボール殿堂入り
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日本バレーボール協会は、7日、同会元専務理事で会長代行の豊田博氏が国際バレーボール殿堂入りすることを発表した。世界のバレーボール界で顕著な功績を認められた指導者として、理事会と選考委員会の投票で選ばれたもの。
殿堂入りセレモニーは11月10日(土)、殿堂が所在する米国マサチューセッツ州ホリヨーク市で開かれる予定。この殿堂はバレーボール発祥の地・アメリカで1978年に設立されたもので、日本からは8人目の殿堂入りとなる。
豊田氏は、1933年10月14日、山口県光市出身。現職は、千葉大学名誉教授、国際バレーボール連盟(FIVB)マスターコーチ、日本バレーボール指導者協会会長、東京都ソフトバレーボール連盟会長。
1957年に日本体育大学体育学部を卒業後、現在に至るまで、東京大学、千葉大学、日本体育大学大学院、放送大学などで、長年にわたりスポーツ科学・バレーボールの科学的研究を推進し、バレーボール関係の著作論文等を50篇以上著述している。また、大学では学生指導や学部運営、教育研究活動で活躍した。
1963年から全日本男女ナショナルチームの強化コーチとして指導にあたり、科学的研究に基づいた新しいトレーニング法を開発し、全日本チームの躍進の基礎を作った。さらに、バレーボールの教育的価値や生涯スポーツの重要性に着目し、全日本小学生バレーボール連盟、日本ソフトバレーボール連盟を創設し、国内で1000回を超える教室・クリニックを指導してきた。
1980年から国際バレーボール連盟(FIVB)のルール委員長、コーチ委員長、技術委員長を歴任し、1998~2000年に国際バレーボール連盟理事、1997~2005年には日本バレーボール協会副会長・専務理事を務めた。
※これまでに日本から殿堂入りを果たしたバレーボール関係者
故松平康隆氏(1998年)、故大松博文氏、白井貴子氏(2000年)、森田淳悟氏(2003年)、大古誠司氏(2004年)、故山田重雄氏(2006年)、故河西(中村)昌枝氏(2008年)
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