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バレーボールマガジン>インタビュー>小幡真子「自分の色を出して、目の前のことをひとつひとつ頑張ります!」

インタビュー

2018-08-13 18:11 追加

小幡真子「自分の色を出して、目の前のことをひとつひとつ頑張ります!」

全日本/JT 小幡真子インタビュー

全日本代表 女子

 アジア競技大会代表に決まり、6月末から全日本女子に合流しているリベロの小幡真子選手。コートの外から見たネーションズリーグのことや、今後の目標などを語ってもらった。

――ネーションズリーグには参加されませんでしたが、テレビ中継などは見ていましたか?

小幡:テレビやチームから送られてくる映像は見ていました。

――何か感じたことは?

小幡:一度チームを離れて、第三者の目から全日本を見ることができたのはいい経験だったと思います。その中ですごいボールを上げるとか、Aパスを持っていかなければならないというのも大事ですけど、誰でも当たり前に返せるボールやチャンスボールを確実に1点につなげられるようにしていかないと、日本はなかなか海外に勝っていけないのではないかと感じました。

――アジア競技大会と世界選手権について。昨年のアジア選手権ではベストリベロ賞を獲得されましたが、個人的な目標は?

小幡:個人的には、合流してからずっと「自分らしく、しっかりやろう」と思って取り組んでいます。プレーや戦術面での目標もいろいろありますが、まずは自分の色を出していくというのが目標です。

――他のリベロにはない小幡選手の「色」はどんなところだと思いますか?

小幡:周りに指示できることとか、チームのムードを上げられること。その辺りです。チームが持っている雰囲気って大事だと思うんです。チームが落ちそうな時にしっかり上げていけるとか、立て直せるところが自分の強みなので、そこはしっかり自分らしくやっていければいいかなと思っています。

――昨年まで所属チームも同じだった先輩の井上琴絵選手について、見習いたいと思うところは?

小幡:琴絵さんはディグが本当に上手いです。私はどちらかというとサーブレシーブの方が好きで、ディグが苦手なので、いつも琴絵さんのプレーを見て勉強しています。

――JTではキャプテンに就任しましたが、キャプテンになったことにより、自分の中で変化した面はありますか?

小幡:私はJTではキャプテンではなくても、気持ちの上ではキャプテンのつもりでやっていたので、あまり気持ちの変化はないです。キャプテンという名前がついただけで、基本的な自分の発言や行動は変わってない気がします。でも、やっぱりキャプテンだと思うと身が引き締まりますね。いろんな人から「キャプテンになったね」と言われるし、全日本にもチームの代表として来ているので、頑張らなければと思っています。

――大学時代もキャプテンを経験されていますよね?

小幡:はい。その経験も役に立っています。

――今回の全日本合宿参加にあたり、JTの吉原知子監督からは何か言葉をかけられましたか?

小幡:それこそ、先ほど私が言ったように、「自分らしく頑張ってきなさいよ」と。それだけです。本当に身が引き締まりますね。

――昨年、全日本入りしてからこれまでの間に中田久美監督からかけられた言葉で印象に残っていることはありますか?

小幡:吉原監督同様、「真子は思い切り自分らしく元気を出してやりなさい」と。やはり、「自分らしく」と言ってくださいますね。

――今年もベストリベロ賞は狙いますか? 世界選手権で獲れたらすごいですよね。

小幡:昨年の(アジア選手権のベストリベロ賞)はたまたまなので(笑)、自分から狙っていくとか、そういうのはないですが、目の前のことをひとつひとつ頑張ります!

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