2018-08-29 19:19 追加
全日本男子、カタールにフルセットで惜敗し、5-6位決定戦へ 第18回アジア競技大会
全日本代表 男子
第3セットはカタールのブロックやサービスエースで序盤は2-5とリードを許したが、千々木のスパイク、そして出耒田や傳田のクイックが冴えわたって逆転し、15-14。しかし、カタールにスパイクやネットインのサービスエースで4連続得点され、17-20と再びリードされる。
髙野、高松がスパイクを決めて19-21と迫るも、コート後方を狙ったカタールのサーブで得点され、19-23。千々木のスパイクや深津のツーアタックで逆転を狙ったが、最後は高松のサーブがネットにかかってこのセットを落とした。
第4セットは高松のスパイクで先制し、千々木、高松のスパイクで5-2とリード。徐々に疲労の見えてきたカタールのスパイクを連続でブロックし、出耒田のクイック、深津のツーアタックなどで12-10とリードを守る。さらに傳田のクイック、連続ブロックで得点を重ね、15-11。
終盤では、粘るカタールに速攻を決められるなど5連続失点で19-19と並ばれたが、傳田のサーブで崩して深津がブロックするなど集中力を保ち、取り返してフルセットへと持ち込んだ。
第5セット、傳田のクイックや相手のサーブミスもあったが、序盤から一進一退の攻防が続く。一歩抜け出したいところで、コート後方に飛んだボールを本間が片手でつないだスーパーレシーブから高松がスパイクを放ってムードを作る日本。千々木も強打を決めて、8-7でコートチェンジ、14-13でマッチポイントをつかむも最後の1点が決められない。ジュースにもつれ込んでも、常に先行して勝利のチャンスを手にしていたが、22-22からついに相手のブレイクを許し、逆転されると、続くラリーでもサイドアウトを取れずに切り返され、このセットを失って敗れた。
■寺廻太チームリーダーのコメント
ベスト4進出をかけたカタールとの、全勝同士の1戦。両チーム譲ることなくフルセットにもつれ込んだ末、カタールに敗れはしたが、日本も最後まで集中力を切らすことなく戦った。しかしながら、高さに勝るカタールにあと一歩及ばず、準決勝進出はならなかった。
大変残念な結果で5-6位決定戦に回ることとなったが、最後までベストを尽くし全力で戦いたい。
写真:AVC
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