2018-09-18 16:07 追加
日本、21歳以下のみのメンバーでフル代表のタイに善戦 第6回アジアカップ女子
第6回アジアカップ女子 予選リーグの結果
全日本代表 女子
第6回アジアカップ女子は17日、タイのナコンラチャシマで予選リーグ第2戦の試合が行われ、A組の日本は開催国のタイと対戦。1-3(26-28、25-21、25-27、17-25)で敗れた。日本の通算成績は、0勝2敗。
日本チームのスターティングメンバーは、工藤 嶺、塩出仁美、山田二千華、入澤まい、 山口珠李、長内美和子、花井萌里。
第1セット、フル代表で構成されるタイに対し、若い日本は一歩も引かず、出だしからサイドアウトを取り合う展開となった。先発したセッター塩出が両サイドにトスを散らして、山口や長内、工藤の強打を引き出し、2 回目のテクニカルタイムアウトを15-16とほぼ互角で迎えた。
その後も一進一退の展開、20-19で日本はリリーフサーバーとして林琴奈を投入する。その林のサービスエースや塩出のブロックもあり、23-19と一気に点差を広げた。しかし、ここで日本のミスも手伝ってタイが踏ん張り、23-22 と追い上げられる。山田のアタックで24-22 とセットポイントをつかむも、ここからタイは驚異的な粘りを見せて日本の強打をブロックで叩き落し、あっという間に24-25と逆転されてしまった。工藤のアタックでセットポイントを2回はしのいだが、最後はタイの速い攻撃に突き放されセットを失った。
第2セット、出だしから見違えるように動きの良い日本は、長内のアタックや山口のサービスエースなどで8-3とリードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後もタイの攻撃を単発に抑え、工藤や入澤のアタックで16-9とリードして2 回目のテクニカルタイムアウトとなった。タイもバックアタックを交えた速い攻撃で17-14と肉薄してきたが、ここで再びリリーフサーバーとして林を投入。山田がライトに回り込む攻撃が機能して、22-14と突き放した。終盤は意地を見せるタイの猛攻を受けたが、何とかしのいだ日本がセットを取り返した。
第3セット、前後の揺さぶりをかけたタイのサーブにレシーブが乱されたが、長内や工藤らサイドアタッカー陣が踏ん張って、序盤からサイドアウトの取り合いが続く。2回のテクニカルタイムアウトも7-8、15-16と最少得点差で迎えた。
終盤、タイのバックアタックなどで20-22とされて日本は1回目のタイムアウトを要求。その後、山田の速攻や工藤のスパイクで22-22と追いつくと、今度はタイもタイムアウトを要求し、総力戦の様相を呈した。最後は25-25から日本が痛恨のタッチネットやオーバーネットのミスを犯し、惜しくもこのセットを失った。
第4セット、林を先発させてリズムを変えたい日本。しかし、出だしからタイのブロックにアタック陣が捕まり、1-6で1回目のタイムアウトを要求した。その後はサイドアウトを取り合う展開となったが、タイのサーブに崩される日本に対し、セッターの正確なトスを中心として組織的な攻撃を仕掛けてくるタイに少しずつ点差を広げられ、11-17で日本は2回目のタイムアウトを求めた。
終盤に向かって、途中出場した堀江美志のアタックで追いすがり、14-21としたが、タイの猛攻を止めることができずにこのセットも失い、結果1-3で敗れた。
次戦は、クオーターファイナルラウンド(1-8位)となり、19日の16時(日本時間18時)より、ベトナム対チャイニーズタイペイ戦の勝者と対戦する。
写真:AVC
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