2018-10-11 00:48 追加
全日本女子、大金星。優勝候補のセルビアに3-1で勝利 2018世界選手権
女子世界選手権 第2次ラウンドの結果
全日本代表 女子
2018女子世界選手権は、10日、日本ガイシホール(名古屋市)で第2次ラウンドE組第3戦の試合が行われ、日本はここまで全勝で失セット0のセルビアと対戦。3-1(15-25、25-23、25-23、25-23)で勝利し、大金星を挙げた。日本の通算成績は7勝1敗。11日に行われる第2次ラウンド最終戦は強豪・ブラジル(6勝2敗)との対戦となり、日本が1セット以上を取れば、第3次ラウンドへの進出が決定する。
セルビア戦、日本チームのスターティングメンバーは、黒後 愛、長岡望悠、奥村麻依、荒木絵里香、田代佳奈美、古賀紗理那、井上琴絵。
第1セットは序盤からミハイロビッチ選手の強打や両ミドルブロッカーのクイックでセルビアの高さを見せつけられる。日本も荒木のブロード攻撃や、黒後のバックアタックで5-6と食らいつき、古賀のブ で同点に並んだ。
しかし、セルビアのブロックを前に8連続失点で8-19。長岡が強気に打ち込んで11-23と徐々に得点し、荒木のブロード攻撃やブロックで13-23と食らいつくが、最後はサーブミスでセットを落とした。
第2セット序盤は、田代のツーアタックが2本決まって5-4とリード。さらにミハイロビッチ選手のバックアタックをブロックして8-6。
その後もセルビアのサーブミスから、奥村のブロック、相手のスパイクミスで連続得点して16-12と点差を広げたが、セルビアの高さを生かしたスパイクやフェイントで詰め寄られる。しかし、長岡のスパイクで点数を重ね、最後も井上のディグから長岡のブロックアウトでセットを取り返した。
第3セットは序盤からセルビアのブロックやサービスエースなどで5連続失点を喫するが、長岡のスパイクで追い上げ、石井優希のスパイク、セルビアのスパイクミス、さらに田代のサービスエースで12-10と逆転すると、その後も長岡のスパイクで攻めて16-14。
終盤、古賀が勝負強さを見せて、21点目以降はすべて古賀のスパイクポイントで25-23とし、セットを連取した。
第4セットは井上を中心に粘り強いレシーブから古賀、石井らアウトサイドヒッター陣が得点を重ねていく。セルビアがサーブやスパイクでミスを続けたところで古賀がブロックを決めて10-8。
その後、セルビアに高い打点からのスパイクなどで6連続得点を許して11-15とされるが、セルビアのタッチネット、石井のサービスエース、古賀のフェイント、そして長岡のスパイクで18-18と追いついた。勢いもそのままに、荒木の速攻で22-21とリードすると、石井のスパイクで24、25点目を奪ってこのセットを制し、勝利をつかんだ。
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