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会見・コメント

2018-11-02 23:18 追加

「チャレンジシステムが機能しないなんて」 不運嘆くJT・ヴコヴィチ監督 「崩れた時に立て直すのが僕の役目」 途中交代で活躍のサントリー塩田選手

V1男子開幕戦サントリーvsJT会見コメント

V1リーグ 男子

10月26日東京都大田区総合体育館で行われたV1リーグ男子開幕戦サントリーvsJT(3-2)の試合後の談話

開幕戦を逆転で落としたJTサンダーズのヴェセリン・ヴコビッチ監督に聞きました。

ヴェセリン・ヴコビッチ監督:こういった試合になることは、試合前から予想していた。1、2月のシーズン中盤以降と比べて、チームの攻撃とか、良い雰囲気を出せないという難しさを予想していて、こういう結果になってしまった。自分たちが2−1でリードしている状況だったが、勝ち切れずに最終的にはサントリーさんが勝つにふさわしかった。ただ、両者とも本当に素晴らしい戦いだったと思うし、今シーズンの自分たちの力が、昨シーズンよりあることは見せられたんではないか。

――2―1の状況で勝ちきれなったのは、何が足りなかったのでしょうか…

ヴコビッチ監督:4セット目の立ち上がり以降、取ったり取られたりし、20点くらいまでは拮抗した戦いを取りきれなかった。もちろんサントリーさんが勝ったことにおめでとうと言いたいが、(我が方のスパイクに対して)明らかにブロックタッチだったのに、システムのトラブルでチャレンジが使えなかったことは不運だった。別に終わったことなんで、文句を言うつもりはないですし、蒸し返すつもりはないんですが、試合の中にチャレンジシステムが作動しなくなったり、急に(システムが)戻ったり。結局、明らかにボールタッチしたのに、チャレンジできず、本当に残念。せっかくこんな良いシステムがあるのに、機能しないなんて。

――武智選手を入れたのはディフェンスのためですか? 再度、山本選手を戻したのはなぜですか。

ヴコビッチ監督:もちろん自分たちのチームは、全員が戦える力を出さなければいけない。第1セット目の山本は、もしかしたらトスが集まりすぎて難しかったかもしれない。レフトサイドから決めるようにしたかったので、武智をいれた。武智も良い働きをしたが、4セット目に再び山本に戻したが、期待通り攻撃力を発揮してくれた。5セット目も山本入れたが、終盤に二段トスの場面でミスがあったので交代させた。交代の理由は、自分たちのプラン通りにいかない時に行う。

――4セット目終盤、セッターを深津選手から、例えば金子選手や合田選手に交代することは考えなかったのでしょうか。

ヴコビッチ監督:深津はフルセットプレーして、戦術的にはまぁまぁ、それ他は全て十分だった。セッティングも良かったので、貢献しているし、不満はないよ。

――劉力濱選手はどうでしたか。

ヴコビッチ監督:君はどう思った?

――良かったと思います。

ヴコビッチ監督:(ニヤリと)でしょ。

――アジア選手枠の増加など、コートに立てる外国人選手が増えたことについてのメリット、デメリットはいかがですか。

ヴコビッチ監督:正直ネガティブなことはない。こういう新しいシステムを導入すると、もっと柔軟にリーグ全体がなっていくべきだと思いうし、個人的にはポジティブなことしかない。

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