2018-12-05 18:09 追加
堺BZ災難に泣く ニコが急遽欠場、出耒田が途中退場
V1リーグ男子 堺合成戦 堺会見
SV男子
バレーボール男子V1リーグの堺ブレイザーズは12月2日、愛知のパークアリーナ小牧で豊田合成トレフェルサに1-3(21-25、25-20、20-25、18-25)で負けた。千々木がまだ怪我から復帰できず、ジョルジェフが前夜に体調を崩すという、得点源2人を失った苦しい状況での試合となった。しかし、代わりに入った堤や松岡が奮闘して、3セット目までは五分の展開だった。しかし、17−17でサーバーの出耒田が、味方と接触して病院へ運ばれる事態に。約10分の中断を経て試合を再開したが、堺は動揺したのかリズムを崩して、3セット目を落とすと、4セット目もリズムを取り戻せなかった。堤は「動揺はなかった」と振り返ったが、悔しい負けとなった。
なお、堺は出耒田の負傷箇所について頸部捻挫で復帰まで約2週間と発表した。出耒田は前週も膝を痛めて途中交代していた。
堤「ずるずるいってしまった」松岡「良い面も悪い面も出た」
■堺ブレイザーズ
●山本智大
今日から2レグの試合が始まって、どうしてもポイントとりたくてやったんですけど、相手にやられたというかは自分たちのミスが目立って負けにつながった。そこをつめていかないと、来週からのリーグ、白星がつかないと思う。そういうところを練習でつめていければいいかなと思った。
●松岡祐太
出だしの連続失点だったり、ポイントを取りたいときに取れないというのが、改善しようとはしていたんですが、そこがなかなか改善されず良い形ももちろん出てはいたんですが、悪い面も出てしまったのが今日の結果だったのかなと思います。
●堤智久
自分の仕事がしっかりできなかったというのが反省点です。
――松岡選手に。きょう久々にスタメンで出て、どういったことを意識していたのか、また、監督から求められていたのか。
松岡:意識していたのは、山本選手も言っていましたが、2レグスタートだったので、どうしても勝ち点を取って、勢いをつけたいなと風に入って準備はしてきました。
――監督からは豊田合成相手にこういうプレーしてくれ、といった指示はあったのでしょうか。
松岡:相手どうこうというよりも、しっかり自分の役割を果たす様に言われました。
――堤選手に。今日の試合で1セット目取られましたが、2セット目は取りましたし、堺ブレイザーズにとって途中までは流れも悪くなかったと思いますが、コートの中ではどうだったんでしょうか。
堤:2セット目は良い感じで取れて、3セット目も終盤差し掛かるくらいまで取れてたんですが、点取る人が取れてなかった。点を取る人というのは僕とか(松岡)祐太さんだと思うのですが、そこでパスが乱れたとしても取れなくて、3セット目を取れなくて、雰囲気が悪い感じで入ってしまって、4セット目もずるずるいってしまった。
――答えづらい質問かもしれませんが、3セット目の17−17の場面で出耒田敬選手がああいう形でコートを離れて、チームに動揺はあったのでしょうか。
堤:クイック、ミドルの中心選手というので大きいので、ブロックも良いので、抜けたってのはちょっと大きかったですけど、でも、控えの選手も全然劣っているわけではないので、動揺というのはなかった。
――山本選手はいかがでしたか。
山本:自分は怪我して中断したからこそ、もう一度集中して、自分たちのバレーをしてあのセットを取りきりたかったけど、相手に流れがいってしまったというのがあった。そういう中断しても動じないメンタルを作っていかないといけないと思いました。
――続けて山本選手に。今シーズン、ボールがミカサということでジャンプフローターが増えていると思います。豊田合成は昨シーズンはジャンプサーブをメーンでやっているチームだった思いますが、傳田(亮太)選手など若干ですがジャンプフローターが増えています。やりづらさってあるでしょうか。
山本:最初はやりづらさを結構感じたんですが、ミカサになったからこそもっと練習していかないといけないと思った。フローターサーバーに対して、ミカサのボールは手元でぶれるんで、しっかり面を合わせてセッターに返すという意識づけをしています。フォーメーションとかは変えてないんですが、豊田合成はフローターからドライブみたいな感じで打ってくるので、その対策はしてきまいた。
――松岡選手に。ここまでの堺ブレイザーズの状況についてはどう見られているでしょうか。
松岡:昨シーズンまでの比べると、負けている試合もあるのですが、負け方もこちらが劣って負けたという感じではなく、ちゃんと実力を出せたら、上位チームに勝てるゲームもありましたし、セットも取れる試合も多々あったので、そこに関しては良い状態できていると思います。
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