2018-12-06 16:03 追加
古賀紗理那「一喜一憂せずに次につなげられるように」 田中瑞稀「ディフェンス面でチームの軸になりたい」 V1リーグ女子NEC対JT戦会見コメント
12月1日 NEC対JT 会見コメント
SV女子
12月1日に川崎市とどろきアリーナで行われたNEC対JT戦の試合後の記者会見コメントをお届けする。
NEC 2(22-25、25-18、18-25、25-22、16-18)3 JT
■NECレッドロケッツ
●柳田光綺主将
今回のとどろきアリーナでの試合がホームゲーム3戦目でしたが、先週、大田区のホームゲームで2連敗という悔しい負け方をしましたし、まだ西のチームに1勝もできていないので、JTさんに対してはホームゲームであることとともに、そこ(西のチームであること)にも目を向けて、いいスタートが切れるようにと思い、準備をしてきました。
しかし、最初から5セット目の最後まで相手の外国人選手に決められてしまいました。対策として、相手の外国人選手に仕事をさせないために、私たちが対応していくということをやってきましたが、それがうまくいかなかったことは課題です。また、ホームゲームで3連敗してしまったということは、 普通の試合の時よりも悔しいという気持ちが強いので、 この結果をしっかり受け止めて、だからこそ次に繋がるような試合になったと言えるように、次に向けて準備していきたいと思います。
●島村春世選手
今日の試合は悔しいの一言です。 自分たちが落としているセットの序盤には、自分たちがサーブミスをして流れを悪くして、相手にセットを取られるというパターンがとても多かったと感じています。もう少し我慢強い試合をすれば勝てたかもしれないと思うのと、 個人的にいいところでの得点が少ないので、勝負どころでの得点にもっとこだわりを持ってやっていきたいと思いました。
●古賀紗理那選手
今日の試合も先週に引き続き負けてしまいましたが、まだリーグは長く続くので、ここで一喜一憂することなく、次につなげるためにも、相手というよりは自チームの中のバランスをコントロールしていくことが勝つために大切なことだと思います。リーグの序盤でこういう経験ができたことが後半につなげられたと言えるように、これからのリーグ戦の試合を頑張っていきたいと思います。
――古賀選手に。第2セット序盤に4連続得点がありましたが、そのプレーに対するご自身の評価は?
古賀:2セット目のように余裕がある時は、私たちのチームの強みが発揮されている時だと思うので、そこで得点できたことはチームに流れが来ていたのだと思いますが、逆に流れが悪い時はチームの弱いところが出ている時だと思うので、修正していかなければならないと思います。チームとしてしっかり勝てるようにしていきたいです。
――古賀選手に。世界選手権の時に中田久美監督が最近の古賀選手はスパイクの打ち方や打ち分けをかなり工夫していると評価されていましたが、今日のJT戦での対応として、どのようなところを意識してスパイクを打ちましたか?
古賀:今週の練習でチームとしてブロックアウトを狙っていこうというのがひとつありました。もちろん、それだけではありませんが、ひとつの課題として挙がっていたので、そこを意識して打つようにしていました。私だけではなく、他の選手も流れがいい時にはそれができていたので、そこは今日のオフェンス面でのよかったところだと思います。
――柳田選手と島村選手に。(チーム所在地の)川崎では今季初のホームゲームでしたが、新リーグになって変わったと思うところや背中を押されたという部分はありますか?
柳田:音響など、応援の仕方がガラッと変わっていて、ラリーが切れた時にも音響やファンの皆さんの手拍子など、ずっと音がある状態だったので、チームの状態が悪い時も励みになりました。もちろん、プレーの面では修正しなければなりませんが、ホームゲームだからこそ、気持ちの部分では集中力を切らさずに、落ちることなくできたと感じました。
島村:柳田も言っていたように音響の部分が違っていましたし、選手が入場する時に場内を真っ暗にした状態でライトアップされたところに入っていくというのも、リーグでは初めての経験だったので、今までになかった試みも多いのではないかと思います。また、会場でスモッグのようなもやがかかっている状態になるのも初めてのことだったので、新鮮な感じがしました。それに一面チームカラーの赤になっていて、いつもなら緑、赤、灰色という感じでしたが、全面真っ赤だと背中を押されるパワーを感じました。でも、負けてしまい、観に来てくださった方々に申し訳ないという気持ちです。
――柳田選手に。西のチームに勝てていないというお話がありましたが、明日の岡山戦に向けて。
柳田:シーガルズさんはディフェンスがうまいチームで、自分たちが決め球にしていたボールが決まらないことが多いですし、外国人選手の大砲がいない分、いろいろな選手が技を持っていて、相手を崩しにくるのが特徴だと思います。長いラリーで点数をとりにくるチームだと思うので、私たちも負けずにディフェンスの粘り強さで負けないようにしたいことと、相手のディフェンスに対して、今週トライしているブロックアウトなど、相手が嫌がるような攻撃を私たちが頭を使ってやっていかなければならないと思っています。まずは明日、西のチームに1勝して、次にどんどんつなげていきたいと思います。
同じカテゴリの最近の記事
- 埼玉上尾・メイレレス美帆、サラ・ロゾを語る「常に謙虚、感謝の気持ちを忘れない選手。通訳の私も試合を楽しめています」 SV女子 [SV女子] / 2025.01.31
- ”わたし”を見つけたAstemoリヴァーレ茨城・高間来瞳「トライの繰り返し。そうやって自分は成長していく」 [SV女子] / 2025.01.28
- 東京GB・後藤陸翔「速いバレーボールスタイルに対して突き通す心がなかった」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.01.18
- ヴォレアス・池田幸太「僕自身としても今回バックアタックのバリエーションをいろいろ増やした」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.01.17
- 吉永有希、笠井季璃、中村悠。若手が躍動するクインシーズ刈谷。「車体」の魂は継承されゆくか [SV女子] / 2025.01.13
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.