2018-12-08 09:28 追加
豊田合成、両MBが機能し7勝目 特製写真集を発売 高松「(撮影は)チヤホヤされてむずかゆかった」
SV男子
豊田合成・トミー監督「黒澤はチャンスをつかみ生かしている」
●トミー・ティリカイネン監督
ホームゲームということで楽しませてもらった。イベントの方も楽しませてもらった。このホームゲームを運営してくれたことに感謝したい。今日のゲームもイベントも来ていただいたお客さんに楽しんでもらえたと思います。今後もまた来たいと言って貰えるイベントだったら良いと思います。
――1セット目取って、2セット目失って、3セット目競った中で出耒田選手のアクシデントによって、結果的に豊田合成が流れを得たと思いましたが、監督自身はどう感じましたか?
トミー監督:まず出耒田選手に怪我されたので、そこは大きな怪我にならないことを望んでいます。すぐ復帰できることを望んでいます。ゲーム全体を通じて、堺ブレイザーズに手をこまねいた。3セットの終わりと4セット目は、我々常にいっている解決策、良いものを見つけ出せたので、それが功を奏したと思います。
――選手交代によって変えようということだったのでしょうか?
トミー監督:はい。それぞれ選手全員が良いところがあるので、強みを生かすために代えたのですが、それがゲームの最後にうまく機能した。
――今シーズン、黒澤選手を定期的に使っていますが、どんなことを期待していますか?
トミー監督:我々は17人プラス何人か選手がいる。全員に期待している。日本のチームは所属している選手の数が多い。ヨーロッパならまだ数が少ない。それですぐチャンスが巡ってくるのですが。日本には日本の事情がある。今年に限っては、黒澤がチャンスをつかんで生かしている。期待している。
――黒澤選手がコートにいることで、ムードメーカーというか投資溢れるプレーで、チームに与える影響はどう見られていますか?
トミー監督:そのへんもコートで影響を与えてほしいと思っている。
――今シーズン、ミカサに公式球が変わってから、ジャンプフローターサーブが増えていると思います。豊田合成も少しジャンプフローターの割合が増えていると思います。やはりジャンプサーブよりジャンプフローターサーブで攻める方が効果的と考えているのでしょうか。
トミー監督:もちろん、モルテンとミカサではゲームが違ったものになる。ヨーロッパでもモルテンのボールを使っているリーグもあれば、ミカサのボールを使っているリーグもある。各チーム、状況に合わせて対応しているのが現実です。良いサーバーは良いサーブを打つ。もしかしたら、何か新しいサーブを生み出すかもしれないが、今の所は、サーブの効果率を上げるためにそうしている。
――例えば、イゴール選手やJTのエドガー選手など、ジャンプサーブで、昨シーズンなら彼らのようなサーバーで連続点を取れているはずが、今シーズンあまり取れている印象がありません。ジャンプサーブが効果を上げにくいのかなと感じました。
トミー監督:どんなスポーツでも、例えばバドミントンなら速いシャトル、遅いシャトルがあり、異なるゲームになる。バレーでは重いボール、軽いボールがあり試合で違いを生み出す。2019年からは新しいボール、ミカサからも出る。誰が知っている、どうなるか私はわからない。
写真・文:大塚淳史
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