2018-12-13 19:38 追加
「トヨタのホームゲーム」2018/19 V2リーグ愛知・みよし大会レポート
V2男子 みよし大会のゲームレポート
V男子
2018年12月8日(土)9日(日)、愛知県みよし市、三好公園総合体育館において、バレーボールV2リーグ男子・トヨタ自動車サンホークスのホームゲームが開催された。
まさに「トヨタ」一色の会場風景であった。コートサイドにさまざまな企業の広告が配置される光景は最近よく見かけるが、この会場では、コートを囲むフェンスは紅白の「TOYOTA」ロゴに囲まれていた。トヨタ自動車本社のある豊田市に隣接し、市内にもトヨタの大きな工場を有するまちにおいては、これこそがホームゲームらしい光景なのかもしれない。
入場口の正面にトヨタ自動車サンホークスのチーム受付があり、ファンクラブの受付がおこなわれていた。受付を担当していた大保コーチによると、ファンクラブは最近、新リーグになってから始めたとのことで、当日も地元の社員・関係者を中心に多くの入会者があったという。体育館入口には、「ホームタウンパートナー」としての常設のサンホークス紹介コーナーがあり、また、アリーナへの入口に向かう通路には、ホームゲーム用のチーム紹介パネルが設置されていた。
12月8日、土曜日は2試合がおこなわれた。第1試合は富士通カワサキレッドスピリッツとつくばユナイテッドSun GAIAとの対戦。今回のV2リーグは奇数チームによる変則日程も相まって、対戦が一巡していないにもかかわらず、このカードはもう2回目である。序盤、つくばがサーブで揺さぶる場面があり、第1セットは終盤まで競り合ったが、富士通がリードを保ち先取した。第2セット、第3セットとも富士通がリードしつくばが追う展開になったが、攻守ともに富士通がやや上回る展開となり、ストレートで勝利を収めた。
富士通はこの試合で勝敗を3勝3敗の五分とした。ヒーローインタビューはアタック決定率66.7%、ブロックポイント5本と攻守に活躍した岡村。富士通は翌日長野県須坂市で試合のため移動、試合後足早に会場をあとにした。
第2試合がトヨタ自動車サンホークスのホームゲーム。試合開始前に全選手が横一列に並び選手紹介の後、地元チアダンスクラブのパフォーマンスがおこなわれたのち、試合開始となった。
全勝のトヨタ自動車に相対するのは、ここまで1勝と調子が上がっていない東京ヴェルディ。しかし、この試合でヴェルディは序盤からサーブで攻め、果敢なアタックで得点を重ね、アグレッシブなプレイを随所に見せた。
トヨタ自動車は粘り強い守りからの吉岡、松下を中心とした攻撃で応戦。攻守共に熱く激しい試合となり、フルセットにもつれ込んだが、最後はトヨタ自動車が間一髪ホームゲームを制し、土壇場でのつよさを見せ、ホームは興奮に包まれた。この日のみの催しとして、コート内で選手と観客との記念撮影がおこなわれた。
敗れたが1ポイントを得た東京ヴェルディは、この日が2018年最終戦となった。
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