2018-12-13 19:26 追加
ジェイテクト西田が奮闘も首位サントリーに黒星 高橋監督「負けはしたけど、価値のある試合」
サントリージェイテクト戦会見
SV男子
バレーボール男子V1リーグのジェイテクトスティングスは12月8日、大阪府枚方市のパナソニックアリーナで首位サントリーサンバーズを相手に1-3(25-22、15-25、19-25、25-27)で敗れた。第1セットは20−22から西田有志の強烈なジャンプサーブから一気に5点を奪って取ったが、第2セット以降はサントリーのブロックやディグの前に攻撃が決まらなくなり、途中、足首捻挫で離脱していた郡を投入するなどしたが、あと一歩及ばなかった。それでも高橋監督は「負けはしたけど、(初スタメンの)秦(・臻、シン・チェン)選手(途中交代で入った)や代わりの選手が活躍してくれた。価値のある試合」と一定の評価をし、前を向いた。
中根「勝負所の1点取るのがサントリーが上だった」
■ジェイテクトスティングス
●秦臻
練習した結果を出した。今日の試合は負けたけど頑張りました。試合の内容は良かったと思う。自分たちも努力しましたので悔いはない。
●中根聡太
やはりサントリーさんはまだ1敗しかしてない。実力の差があるというのは正直感じました。自分でコートの中に入ってやってみて、(サントリーの)高いブロックとか攻撃的なサーブとか、そういうところは実力の差はありますけど、戦えるというのは試合を見ていて皆さんも思っていたと思いますし、いかに後半の1点とか勝負所の1点取っていくとか、そういうところがサントリーさんの方が上だったかなと思います。
――中根選手に。点差が開いてからの投入でしたが、コートの外から見ていてどういうところを変えようと思いましたか。
中根:正直な話、コートの外から見ていても、強いサーブ、高いブロック、組織的なシステムブロックに対して、やはり(トスを)上げるところが。外から見ていて、こういう風にこいつを入れて、こういうところが決めれば、決まるんだろうなと。大体そういう風に見てます。けど、決まりづらいなというか、どういうプランで攻撃を組み立てればいいのかという部分で、ちょっと自分の中で考えられなかった。コートの外でも。それくらいサントリーさんのディフェンスがいいなと思いました。入っても難しいなと思いました。点差が云々というよりは、組織的に。
――秦選手に。Vリーグの試合に初めてフルで出場されましたが、感想を。
秦:努力してもっとコミュニケーションをよくして、チームに貢献できるようにしたい。日本のリーグのレベルはすごく良いと思います。
――今日サービスエースとかブロックとかスパイクと活躍しましたが、今後どういうプレーで貢献していきたいですか?
秦:できる限り、力を尽くして、チームに貢献できるように頑張りたいです。
――秦選手から見たチームの印象は?
秦:とても良い。雰囲気が良いし、馴染みやすい。将来性があると思う。
――中根選手に。2セット目の途中、押されている状況から入って、真ん中の攻撃、ミドルを使うというのは難しかった?
中根:使いにくいというか、真ん中を生かしていくのが僕の持ち味だと思っている。ミドルにリードしている時、そこで相手が駆け引きしてコミットでブロックが跳んできているなというのはわかっていた。それでも決まると思ったから上げた。止められたことに関しては点差もありますし、(まずは)リズムを変える。久保山さんのリズムと僕のリズムを、相手が次のセットに入った時にちょっとリズムが変わっている感じが出せればいいなと思っていたので、何本かクイックを使いました。
――当然、試合に出るチャンスがこれからもあると思いますが、どういう形でコートに立っていきたいですか。
中根:今は久保山さんがスタートでいっている。(自分は)身長も低いですし、チームの雰囲気でとか、トスだけじゃなくて、いろいろな雰囲気とかそういう部分をマネジメントできて、中根が入ればチームの雰囲気が変わるなという選手になりたい。
――中根選手から見て、秦選手の印象は?
中根:2m6cm身長があるということなんですけど、日本で2mを超えるミドルブロッカーの選手はなかなかいないので、しかもしっかり動ける選手なので、将来性も、中国のナショナルチームでも将来性もありますし。(チームに)いて、とても助かります。僕は。
――トスはだいぶ合ってきてるのでしょうか。
中根:僕はわかんないです。
秦:今すごい良い感じでいてます。中根さんのトスはすごい打ちやすいです。
――年齢は近いですが、一緒に交流とかされているのでしょうか。オフとか。
中根:それはまだないですね。同じ寮に住んでいますけど。
――試合中のコミュニケーションは?
中根:英語です。
秦:英語です。問題ないです。
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