2018-12-14 13:16 追加
早坂梢依「まずはセッターとしての役割をしっかり」荒谷栞「もっとチームの軸になりたい」 V1リーグ女子会見コメント
12月9日 デンソー対NEC 会見コメント
SV女子
12月9日にひたちなか市総合運動公園総合体育館で行われたデンソー対NECの試合後の記者会見コメントをお届けする。
NEC 3(25-22、25-21、25-19)0 デンソー
■デンソーエアリービーズ
●早坂梢依選手
自分が出場したのは3セット目の途中からになります。1、2セット目にも自分たちがやりたい攻撃はできていたのですが、それ以上にNECさんのディフェンスがすごく良かった。切り替えされて、リズムをつかめないまま3セット目まで行ってしまったと思います。
――JTマーヴェラスから大学を経て、再び実業団に戻って来られました。リーグへ再び挑戦したいと考えたのはいつくらいからでしょうか?
早坂:(昨年の)全日本インカレで、自分はこの大会を最後にもうバレーボールをやめようと思っていたんです。就職活動も普通にしていました。その中でデンソーが何回も会いに来てくれて…。1月・2月あたりでリーグを見に行ける時間ができたので、その時に神戸の試合で東レさんとデンソーの試合を見たんです。デンソーは同期、同い年の選手が多いのですが、自分と同じ年代の選手たちがまだまだ頑張っていて。その試合は2セット先取されて、逆転でデンソーがフルセットで勝ったんです。それにすごい感動して…。自分自身、まだそういう場を与えられているのに逃げちゃっていいのかなっていう迷いが出てきて。その試合が自分の中で大きかったですね。自分に関わる人たちが応援してくれていて、必要としてくれている人がいて、もう少し恩返しをしなきゃいけないなと思いました。
――実際リーグに戻ってきた時の感触としては?
早坂:JTの1年目とは感じ方とか景色が全然違うというか。18歳、19歳の時は先輩がいて、盛り上げてくれて、それに乗せてもらって。ミスしてもいいよって感じでなんですけど、今は25歳だし、デンソーの中でも上の方になるので引っ張らなきゃいけないと。大学4年間、遊んでいたわけじゃなくて、バレーも続けていたし、チームを4部から1部の3位まで引き上げられた。でも、その間ずっとVで頑張ってきた同世代の選手たちとは差を感じますし、まだまだ自分が思うような、理想のプレーは全然できていないので…。その4年の時間を埋めるには、人の何十倍も練習しないと、と頑張っています(笑)
――大学時代は打つセッター、前衛に回った時は後衛に別のセッターを配して完全に打ち屋になったりもしていたかと思います。打つことに関しては?
早坂:やっぱり「打ちたいなー」と、ちょっと思ってしまうところはあるんです。先日も間違って打ってしまって。身体が「決まる」って思ったのか勝手に(笑) でも、まずはセッターとして獲ってもらったので、セッターとしての役割をしっかりしなきゃいけないなと思っています。
●川北元監督
こちらがもう少し点数を取れないと厳しいかなと思います。今日はそれにつきます。
――本日はミドルに野村(明日香)選手を起用されましたが、チームとのマッチングは?
川北:よく頑張ってくれています。今年、移籍をしてきてチームに馴染みながらやってくれてると思います。重要な役割を担ってくれていると思います。
――セッターを3セット目途中から早坂選手に切り替えました。試合の中で修正できた部分などはありますでしょうか。
川北:(うまく機能しなかった部分を)改善したかったのですが、なかなかそうはいかなかったです。(そもそも今日の試合の展開は)セッターの責任ではないので。
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